【フォト日記】必勝を胸に&大きな一勝
2016/5/22

川崎戦の激闘翌日の今日は10時半からトレーニング。昨日スタメンで出場した選手を中心にリカバリートレーニングで体調を整えました。勝ち点3には及ばなかったものの、首位の川崎に対して多くのチャンスでゴール前に迫り、守備も非常に集中力の高い連携を見せてくれました。勝ち点1の数字以上に手ごたえや収穫があったように感じます。

次のゲームはヤマザキナビスコカップグループステージ。3日後の25日(水)に横浜F・マリノスを迎えての一戦となります。この試合で勝利を収めれば、ノックアウトステージ進出がグッと近づいてきます。必勝を胸に秘め、トレーニングメンバーは精力的にピッチを駆けていきました。

ボールコーディネーションでは吉田監督から「するどく!」「もっと速く!」など、選手への要求が聞こえてきます。

どの選手も試合出場への意欲が高く戦術理解のスピードが増しており、それに応じるように監督が求めるレベルも高まっている様子です。

連戦が続く中でいかにチーム全体を上昇気流に乗せていくか。選手もスタッフも一丸となって今週もひたむきにトレーニングを継続していきます。

また、今日は2016プレナスなでしこリーグ第10節が開催され、アルビレックス新潟レディースは新発田市五十公野公園陸上競技場に浦和レッズレディースを迎えました。上位に食らいついていくために、勝ち点3が必要な一戦。ホームの力強い後押しを受け、選手たちは勇気を奮わせて戦いに臨みます。

ゲームは開始早々に動きました。9分、上尾野辺選手が山田選手との連携でゴール前に抜け出すと、狙い澄まして左足でコントロールシュート。絶妙のコースに飛んだボールがネットを揺らし、新潟が先制に成功しました!幸先のいいスタートに、会場の熱気もより一段と高まります。

その後はつなぎの部分でややミスが目立つようになり、なかなか攻撃のリズムをつかめない時間が続きましたが、守備のところではプレッシングがしっかりと機能しており、失ったボールをすぐに奪い返していました。相手の2トップにもほとんど仕事をさせることなく、リードを保ったまま前半を終えます。

後半は浦和の終始押し込まれる試合展開となりましたが、辛抱強く戦い続けていた新潟の選手たち。たとえゴール前までボールを持ち込まれても、最後のところは決して譲りません。選手たちが球際でファイトするたびに、スタンドからは大きな拍手が沸き起こり、一体となって猛攻をはね返し続けました。

試合はこのまま立ち上がりの1点を守り切った新潟が、1-0で勝利!大きな勝ち点3を手にすることができました。サポーターの皆様、今日は熱いご声援ありがとうございました。続く来週のホームゲームも、力を合わせて勝ちにいきましょう!