【フォト日記】なでしこリーグカップ初戦勝利!&明日は福岡戦!
2016/6/4

今日は十日町市当間多目的グラウンドクロアチアピッチでプレナスなでしこリーグカップ第1部の開幕戦。岡山湯郷Belleを迎えて13時キックオフで開催されました。
今季、十日町市でのホームゲーム開催は今日が始めて。クラブスタッフだけではなかなか準備を進めることが難しい中で、十日町市の方々を始めとして多くの方々が事前準備に携わっていただき、素晴らしい会場の雰囲気をお作りいただきました。本当にありがとうございました。

会場には664名のサポーターにお越しいただき、熱い一戦をご覧いただきました。前半はアルビレックス新潟レディースが攻撃する時間が長く、ゴールの匂いがすぐそばの雰囲気。今日が誕生日の阪口萌乃選手はボランチに位置して大奮闘し、クリアボールのセカンドボールをしっかりと足元へ収めて左右にボールを展開します。左サイドの小原選手が受け、クロスボールを蹴り上げるシーンが幾度となく見られましたが、あとわずかのところでゴールを割ることができません。攻撃を繰り返すその裏で高橋悠選手がカバーリングで貢献していることも見逃せません。相手が攻め込んで来ようとすれば、すぐさま立ちはだかりカットするシーンには会場も沸きます。中村キャプテン中心のディフェンス陣も体を張って、攻撃を跳ね返し、相手のシュートをわずか1本に抑えました。

そして、後半。相手の圧力が高まって来たかなと感じた時に得たコーナーキック。前半はショートコーナーを繰り返した新潟でしたが、この時は大きくファーサイドへ。相手守備陣の頭上をことごとく越えて中村キャプテンの足元へ。これを押し込み待望の先制点が生まれました。これを機に新潟の攻撃リズムがテンポを上げて次々に岡山ゴールへ迫っていきます。

2点目は流れの中で「これぞサッカー」というゴールが。中盤の奪い合いから高橋悠選手のパスは左サイドの山田選手を選択。受けた山田選手はペナルティーボックスのやや右に位置する途中交代の八坂選手へ。その八坂選手はペナルティーエリアに入り込む上尾野辺選手へ、鋭くもちょうどいいスピードのショートパスを預けます。バランスの崩れた相手ゴールキーパーの動きを見極めた上尾野辺選手は落ち着いてゴール右隅へ。

ここからのベンチワークも特筆すべきところ。アルビレックス新潟U18に所属の唐橋選手が登場。「準備はしていたが最初は緊張した」と振り返りましたが、何度かボールタッチを重ねれば、そこからは相手をかわす動きなどサポーターの声援を受けて躍動していました。

また、高橋選手も初出場を果たします。わずかの出場時間でしたが、相手ゴールを狙ってシュートを放つなど期待の膨らむプレーが見られました。

終盤は相手に押し込まれる場面もありましたが、左山選手がヘディングで競り勝ち続けるなどしっかりと対応し、ゴールを割らせることなく試合終了。カップ戦の初戦を勝利で飾り、次節へ勢いを保ったまま望むことができます!ご声援をいただきありがとうございました!
明日はトップチームのナビスコカップグループステージ最終節。レディースチームの上昇気流のバトンを受けて、明日の試合に臨みます。
アウェイ・レベルファイブスタジアムで行われるヤマザキナビスコカップグループステージ第7節・アビスパ福岡戦に向けて、トップチームは今日午前に福岡に出発しました。福岡はあいにくの雨。チームは九州産業大学さんのグラウンドで前日練習を行いました。トレーニング環境をご提供いただいた九州産業大学さんには心より御礼申し上げます。
明日の試合に向けていいコンディションを整えるためのトレーニングはボールコーディネーションなどが行われていましたが、選手たちの表情には笑顔も見えるなど、いい緊張感の中にもリラックスして福岡に臨めていることがうかがえていました。もちろん試合となれば、「最初から激しい試合になるだろうと思います」と吉田監督が語る通り、勝利を全力で求めていくことは変わりません。
アウェイでの昼間のゲームはいいコンディションを作ってゲームに臨むことが非常に重要になります。ただ、吉田監督は「ナーバスになりすぎずにやっていきたい」ととらわれ過ぎることなく、ゲームに集中することを求めていくことを示唆していました。人事を尽くして吉報を待ちます。ぜひ一緒に闘ってください!
※トレーニング場所を提供していただいた九州産業大学さんには、チームからの御礼として選手たちが以前着用していたトレーニングウエアやスウェットをわずかばかりですがプレゼントさせていただきました。本当にありがとうございました!