【フォト日記】見つめ直して
2016/6/7

ナビスコカップは悔しい結果となりましたが、これからもリーグ戦は次々と続いていきます。それぞれが福岡で感じたものを真正面から受け止め、その経験を成長の糧とするために努力を重ねていかなければなりません。

オフ明けの今日は10時から練習開始となり、選手たちは約30分屋内メニューで汗を流した後、ピッチでのトレーニングへ。時間こそ長くはありませんでしたが、ボール回しやランニングのテンポは速く、全体からピリッとした緊張感が漂っていました。

対戦形式では選手同士のコーチングの声が途切れることなく、お互いに高いレベルを求め合っていました。インターバルでもコミュニケーションを取り合い、細かい部分の修正に努めていた選手たち。明確なイメージが残っているうちに、修正点をつぶしていきます。

ボール、得点を奪いにいく意識の高さも強く感じられました。仙台戦、福岡戦で味わった思いは、チーム全員が共有しています。成岡選手もコースが空けば積極的にシュートを放ち、練習から気を吐いていました。

苦しいときでも応援し続けてくださっているサポーターの皆様の想いに応えるためにも、チーム全員が日々のトレーニングから全身全霊でサッカーに打ち込み、ピッチの上で結果を出すために最善を尽くしていくつもりです。

全体練習が終わった後、吉田監督が選手たちを集め、ピッチ上でミーティングを行いました。約30分弱、吉田監督が時折大きな身振りも交えながら言葉を投げかけ、選手たちは真剣な表情で耳を傾けていました。「自分たちが大切にしなければいけないものは失ってはいけない」(吉田監督)。これまで積み上げてきたものを冷静に見つめ直しながら、もう一度気持ちの部分を作り上げ、これからのリーグ戦20試合へ意識を向けていきます。