【フォト日記】パワーを出し切って & 書籍贈呈式

2016/6/14
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蒸し暑さが辺りを覆った10時過ぎに、フィールドプレーヤーはピッチでのトレーニングを開始。ウォーミングアップのメニューを15分ほどかけてじっくりと行なっていきます。一人ひとりが体の細部にいたるまでを確認しながら進めています。激しいトレーニングに取り組む前の静かな闘志を感じました。
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しっかりと準備を整えてからはボールコーディネーション。とにかく質の高いトレーニングを目指し、監督・コーチ陣から大きな声がかかります。選手たちもどんどんテンポが上がり、声の掛け合いも積極さが増していきました。
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大宮戦後に大野選手が「また1週間、みんなで競争しあって試合に臨みたい」と話していたように、実戦形式になる前から様々な選手が肩をぶつけ合い、時にはスライディングでボール奪取を試みるなど、とてもパワフルなトレーニングが続きます。
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蒸し暑さからほどよい涼しさになったころには実戦形式に。「もっと長い時間、試合に出たい。足元の細かい感覚も戻ってきたし、スタメンで出てチームに貢献したい」と練習後に武蔵選手が語っていたように、その意欲はピッチで全開でした。瞬間的なスピードで守備陣の裏に抜け出しゴールを決め、守備においても端山選手と激しくぶつかり合うシーンには気迫を感じました。
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その後も、ラダーを利用した短距離のスプリントやセンタリングからの攻防など、強度の高い充実したトレーニングを積みました。「今週は5日間、向き合うことが出来る。今日は強度の高いもの、パワーをすべて出し切るトレーニングをした」とは吉田監督。常にベストを尽くすためにチームは日々を歩んでいきます。
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そして、今日のトレーニング後、達也選手が自身の自叙伝(「特別な時間 ~すべてはサッカーのために~」)をホームタウンである新潟市立中学61校や特別支援学校など69箇所の図書館へ贈呈するため、ほんぽーと中央図書館を訪れました。
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迎え入れていただいたのは前田秀子教育長や三保恵美子館長をはじめ、宮浦中学校サッカー部3年生の猪爪蓮太郎さんと須藤練さんが中学生を代表して駆けつけてくれました。贈呈にあたり、達也選手は「自分の好きなものを見つけることの大切さや、見つかったときの素晴らしさを感じてほしい」と書籍への熱い想いを語りました。前田教育長は事前にお目通しいただいた事から、これまでの苦難を乗り越えてきたねぎらいや今後の活躍への激励の言葉をいただきました。
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歓談の際、猪爪さんや須藤さんは緊張をした面持ちながら、ドリブルなどの技術の話しやチームのこと、代表の雰囲気など達也選手に様々な質問をします。そのひとつひとつに丁寧な言葉で応じる達也選手を見て本当のプロフェッショナルを感じました。

今日の贈呈式にあたり、事前準備にご協力をいただいたほんぽーとの職員の皆様へ心より御礼申し上げます。なお、新潟市内の中学校には近日中に同書がお届けになりますので、ぜひ手にとって達也選手の想いを受け取っていただけたら幸いです。


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