【フォト日記】サテライトリーグ湘南戦
2016/6/19
FC東京戦を終えた翌日、ゲームに出場した選手たちはクラブハウスでリカバリー。それ以外の選手たちはそのまま関東に残り、新潟は今シーズン初となるサテライトリーグに臨みました。相手は湘南ベルマーレ。馬入ふれあい公園サッカー場での開催となります。
この馬入の会場でも、早川選手の支援基金のための募金箱が、湘南ベルマーレ選手会の皆様のご協力により設置されることとなりました。昨日のFC東京さんをはじめ各クラブの皆様のご協力に続き、温かいお気持ちにクラブ一同感謝を申し上げます。
曇天から試合中には小粒の雨が降るあいにくの天候の中でしたが、馬入ふれあい公園サッカー場には400人のサポーターの皆様にご来場いただきました。湘南のタテに鋭い攻撃を食い止めつつ、新潟も右に入った伊藤選手がドリブルで突破を図るなどで対抗していた展開でしたが、いきなり試合を大きく左右するプレーが前半24分に起こります。
新潟陣内でボールを奪い合う状況から次第にヒートアップすると、相手のボールを奪おうとしたイム・ユファン選手がタックルで相手を倒してしまいファウル。危険なプレーとしてレッドカードが提示されます。新潟は急きょセンターバックに小泉選手を下げ、ボランチに野津田選手をコンバートしてしのいでいきます。
10分ほどは食い止めていた新潟ですが、中央から崩されて失点を喫すると、一気に失点を重ねてしまいます。10分間で4失点を喫した時間帯は、「やられても1点で食い止めなければならなかった。悔しさだけが残る」と野津田選手も唇をかみしめていました。
後半、鈴木武蔵選手に交代して長谷川巧選手が最終ラインに入った10人の新潟は、数的不利な状況ながらしっかりと状況を整理しつつ、奪いどころでボールを奪回するなど盛り返していきます。70分には失点をするものの、逆に74分には伊藤優汰選手が右サイドを突破して上げたクロスに野津田選手がヘディングでゴール。厳しい状況でもゴールをあきらめない姿勢を見せます。
新潟はその後も失点を重ねて1-7の敗戦に終わりましたが、若い選手が非常に多かった今日の新潟の選手たちには悔しさとともに、次につながるものがあったはず。試合後、選手たちに北嶋コーチは「この試合を大事にしてほしい」と語りかけていました。昨日のFC東京戦、今日の湘南戦とチームが向上するために多くのものが提示されています。リフレッシュして明後日からのトレーニングでは、それらにさっそく取り組み、サガン鳥栖戦での勝利を目指していきます。