今日は冒頭に15分ほどミーティングを行い、その後ゲーム形式やシュート練習といったメニューで汗を流していたトップチームの選手たち。時間の経過とともに蒸し暑さが感じられるようになっていた今日の聖籠ですが、ピッチ上の選手たちは最後までキレのある動きを見せてくれていました。


ここまで3試合連続で完封勝利を飾っている川崎に対し、どう守備を崩していくかが重要なテーマとなってくるでしょう。最後のところでゴールを奪えなかった前節の課題を修正していくとともに、相手の特徴をしっかりと頭に入れた上で準備を進めていきます。


最後方に構えるGKチョン・ソンリョン選手には5月のホームゲームでも苦しめられましたが、「リスペクトした中で、集中してシュートを撃つことが重要になる」と話すのはラファエル選手。わずかなスキを見逃さず、訪れたチャンスを確実に仕留めにいくつもりです。


ゲーム形式では、遠めからでも果敢にシュートを狙う場面が目立ち、多くのゴールが生まれていました。攻撃側に有利な状況が設定されていましたが、「ネットを揺らせたということは、みんなの中にいい印象が残ったと思います」と吉田監督。ここ数試合遠ざかっていた感覚を、呼び戻していくことが意識されていました。


明日は非公開で前日練習を行います。相手はリーグ首位の強敵ですが、磐石の態勢で立ち向かうために、極限まで集中を高めていきます。