【フォト日記】レディース長野戦&記者会見

2016/7/18
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今日は五十公野公園陸上競技場で、2016プレナスなでしこリーグカップ1部 Bグループ第7節、アルビレックス新潟レディース対AC長野パルセイロ・レディース戦が開催されました。グループを勝ち抜くために、是が非でも勝ち点3が欲しい一戦。選手たちは闘志のこもった表情で、声援とともにキックオフの瞬間を迎えました。

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試合は開始早々に動きます。10分、左サイドで相手のクリアボールをカットした上尾野辺選手が、そのままタテにドリブルを仕掛けると、狙い澄まして左足でクロス。これを中央で待ち構えていた佐伯選手が頭で合わせ、新潟が幸先よく先制に成功します!その後も攻勢を緩めることなく、ゴールへ挑み続ける新潟の選手たち。37分には上尾野辺選手のスルーパスに抜け出した大石選手が落ち着いてネットに流し込み、リードを2点に広げます。

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後半開始早々に失点を喫し、それから相手の厳しいプレスに苦しめられる展開が続きましたが、集中を切らさすことなく戦う新潟。我慢の時間をしのぐと、徐々に相手を押し返せるようになっていきました。再び攻撃を活性化させていくと、試合終盤にセットプレーの流れから左山選手が試合を決定づける3点目を奪い、そのまま3-1で試合終了のホイッスル。ホームで大きな勝ち点3を積み上げることができました。

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今日の勝利で、新潟はグループ3位に浮上。再び自力でのグループステージ突破が見えてきました。来週もホームゲームが続きます。暫定首位の浦和を倒し、決勝トーナメント進出をグッと近づけましょう!次も熱いご声援をよろしくお願いします!

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そして、今日はデンカビッグスワンスタジアムにて、日・シンガポール外交関係樹立50周年記念事業 クラブ創設20周年記念「シンガポール代表チーム vs アルビレックス新潟」に向けた記者会見を行いました。シンガポール代表からはサンドラム モールシー監督、カイルル・アムリ選手、アルビレックス新潟は吉田達磨監督と田村貢代表取締役社長が、またアルビレックス新潟・シンガポールの是永大輔社長の5名が出席しました。
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サンドラム モールシー監督は新潟でキャンプを行うきっかけを、アルビレックス新潟シンガポールの存在があったこと、吉田監督がシンガポールリーグのジュロンFCに在籍、プレーしている時に自身が監督であったことが大きな理由として挙げました。また、キャンプの目的としてはAFFスズキカップ2016(ASEANサッカー連盟が主催する国際大会)に向けて召集した選手を試し、セレクションを進めるためと語ります。
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カイルル・アムリ選手は日本人選手の印象を「体格の大きさとプレーのハイレベルさ。素晴らしい展開力があり、戦うことは簡単ではない」見方をしているとのこと。
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迎えるアルビレックス新潟の吉田監督は、来県したシンガポールA代表へ歓迎の意を表しつつ、自身がシンガポールでプレーをしていたことを回顧しながら、Jリーグへのリスペクトを感じていたと語ります。24日に開催する試合に向けてはフルファイトで戦う意思も真剣な眼差しで示していました。
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田村貢代表取締役社長からは、今回の交流について、シンガポール代表からはいい機会を与えてくれたと謝意を述べ、外交関係50周年やクラブ20周年の節目をきっかけにスポーツを通じてお互いに発展できる関係性を持ちたいと抱負を語りました。
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アルビレックス新潟シンガポールの是永大輔社長は、「Sリーグに参戦することだけでなく、様々な関係性を強化したい」想いが根底にある旨を述べ、今回のシンガポール代表キャンプの実現を「嬉しく、また興奮した心境である」と語ります。もちろん、世界中にあるキャンプ地の中から新潟を選択してくれたことに大変に感謝をしていました。

日本のチームの印象について尋ねられたサンドラム モールシー監督は「過去にJリーグチームと対戦したときはサポーターの応援や熱気、スタジアムのホスピタリティについて学ぶことが多かった記憶している。アルビレックス新潟についても非常にいいチームで今回の対戦でもたくさんのことを学べると期待している」と応対します。

シンガポールA代表と戦えることついて吉田監督は「国際試合ができることは特別な機会であることを意識してもらいたい。試合後の交流も大切で外国の選手と友達になることもいいこと」と話しました。

サッカーを通じて2002年に交流のあった両監督は時を経た今でも和やかに談笑をしていました。サッカーの持つ力は言語に関係なく大きな力を持っているものだと改めて感じました。7月24日の国際親善トレーニングマッチには真剣勝負になることと思います。大いに期待しましょう。


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