【フォト日記】高め続ける
2016/8/2

昨日のオフを挟み、トップチームはトレーニングを再開しました。鈴木選手と野津田選手が五輪バックアップメンバーとしてリオに向かいましたが、チームにはまた新たな競争が生まれてくるはず。絶えず全員で雰囲気を活性化させ、今週末の神戸戦に向かっていきたいところです。

冒頭は屋内で体幹を鍛え、その後はピッチに出てサーキット形式へ。しっかりと時間を掛けながら、ショートパスやゴール前でのフィニッシュなど、基本となる部分を何度も塗り重ねていました。緊張感のあるゲームの中でも自然と体が反応できるよう、イメージを染み込ませていきます。

相手陣内深くまでボールを運んでいく場面は多く作れているだけに、そういったところは継続しつつ、質を高めていくことが重要なテーマとなるでしょう。「たまたまを狙っていくことはできませんが、意図的なものが増やしていくことで、何%でもゴールの確率を上げていくことができれば」と吉田監督は語っていました。

ゲーム形式では、ギュッと圧縮されたコートに選手たちがひしめき合い、プレーの正確性とともに判断のスピードが求められていました。少しでもテンポが遅れれば、あらゆる方向からプレッシャーが襲い掛かります。練習から厳しい状況を設定し、神経を研ぎ澄ませていきます。

目まぐるしく攻防が入れ替わり、積極的なボール奪取から得点につなげるシーンも多く見られました。守備と攻撃の連続性を普段から意識していくことが、鋭さを生み出すカギとなるはずです。

ホームで味わった悔しさを、悔しさのまま終わらせるつもりはありません。勝利への強い意志を持って、明日からも取り組んでいきます。