【フォト日記】質も量も
2016/8/3

昨日降った雨の影響か、今日は朝からかなりの蒸し暑さに包まれていた聖籠。立っているだけでも汗が噴き出してくるほどでしたが、選手たちは終始はつらつとした動きを見せてくれていました。本格的な夏に突入しましたが、良好なコンディションが保たれているようです。

今日の午前、鈴木選手がリオデジャネイロ五輪の日本代表メンバーに追加登録されることが発表されました。「がんばってほしいし、僕たちの楽しみも増えた」(田中選手)と、チームにもポジティブな影響がもたらされた様子。吉田監督からは「日本のためにも、彼自身のためにもがんばってほしいです」とエールが送られました。

対戦形式の冒頭で吉田監督が選手たちに求めたのは、パワーを出すと同時に、賢さを持ってプレーすること。それらを相反するものではなく、両輪としてとらえ、自分たちのサッカーの完成度を上げていくことに注力していました。

攻撃面では数的優位を作り出すことが強調されていましたが、動きの質と量を追い求めて取り組んでいた選手たち。ボールを受けること、スペースを生み出すことを意識しながら、足を止めることなく一つ一つのセットに臨んでいました。コーチングスタッフも絶え間なく声を掛け、練習の雰囲気を引き締めていました。

練習の終盤ではマーカーコーンを密集させ、「神経系のトレーニング」(吉田監督)が行われていました。普段とは違う動きに苦戦する選手も少なくなかったですが、そういった刺激を加えていくのがこのメニューの狙い。頭も体もフルに動かし、しっかりとワークアウトしていました。

明日は非公開練習となります。戦術面の確認も深めながら、試合に臨んでいくための準備を整えていきます。