【フォト日記】結果を求めて
2016/8/16

昨日のオフを挟み、トップチームは福岡戦に向けて練習を開始しました。今日はミーティングスタートとなり、全体で甲府戦の確認を行った後、ゲーム形式などで汗を流していた選手たち。全員が同じイメージを共有し、トレーニングに落とし込んでいきます。

リオから新潟に戻った鈴木選手、野津田選手も、今日から練習に合流していました。初戦でゴールを決めた鈴木選手は、「背後に抜ける動きやフィジカルは通用する部分もあって自信になった。ただ、試合の流れの中でチームを助けられるようにならなければいけないし、大事なところで点を取れるようにならないといけない」と、大会を振り返って語りました。五輪という大きな舞台で得た収穫と課題を、自分自身のさらなる成長、チームの勝利につなげていくつもりです。

「みんながチームの一員として接してくれた」と仲間への感謝を示しながら、「目の前でチームメイトがオリンピックで試合している姿を見て、すごく刺激になったし、同時に悔しさもあった」と現在の率直な思いを語っていたのは、バックアップメンバーとしてチームに帯同した野津田選手。「この悔しさを糧にしていきたい。試合に対する飢えもあるし、練習からアピールしていく」。今季リーグ戦は残り9試合。一戦一戦結果にこだわって、未来を切り開きにいきます。

立っているだけで汗が噴き出してくるほどの暑さが感じられた聖籠でしたが、全体の動きが落ちる様子は一切ありません。絶えず声を掛け合い、お互いを鼓舞していた選手たち。攻守が入れ替わる瞬間など、ほんのわずかでも集中が途切れそうになれば、キャプテン小林選手が「やめるな!プレーしろ!」と檄を飛ばし、練習を引き締めていました。

強度の高いメニューと短いインターバルを交互に繰り返し、爆発力と回復力を養っていた選手たち。1時間ほどのトレーニングでしたが、かなりの密度の高さが感じられました。各セットで全力を出し切りながら、それぞれ自分に厳しく追い込めていたようです。

明日は9時半からのトレーニングとなります。一週間を通してピリッとした緊張感を保ち、準備を進めていきます。