【フォト日記】大声援と共に
2016/9/25

ビッグスワンでのダブル開催が行われた今日、アルビレックス新潟レディースは13時からジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦しました。ホームでの勝利で流れをつかもうと、士気高くゲームに臨んでいった選手たち。試合前から「橙魂結集」の雰囲気を作っていただいたサポーターの皆様には、心より感謝を申し上げます。

試合は立ち上がりから新潟がボールを支配し、ピッチを広く使いながら厚みのある攻撃を仕掛けていきます。チームのポゼッションの中心となり、リズムを生み出していたのがボランチに入った阪口選手。正確なサイドチェンジや思い切りのいいタテパスなど、随所に効果的なプレーを見せ、次々とチャンスを演出していました。

相手の狙いとするカウンターに対しても、カバーリングの意識を高く持つことで、未然にピンチを防いでいく新潟の選手たち。ひとつミスが生まれても、すばやくプレッシャーを掛けることでボールを奪い返し、自分たちの攻撃につなげていました。

攻め続けながらも0-0の時間が長く続いていましたが、ついに75分、新潟が均衡を破りました。上尾野辺選手からボールを受けた阪口選手がゴール前に浮き球のパスを送ると、そこに走り込んだのは八坂選手。バウンドしたところをうまくヘディングで合わせ、貴重な先制ゴールを奪いました!「自分としては前半に全然何もできていなくて、後半は何かをしたいという気持ちがあった」(八坂選手)。果敢にゴールへと挑む気迫が、ビッグスワンに大歓声をもたらしました。

試合はこのまま新潟が1-0で勝利!たくさんサポーターの皆様と共に、歓喜の瞬間を迎えることができました。ビッグスワンの舞台で弾みをつけたチームは、上位進出へ向けて突き進んでいきます!!

16時半からは、トップチームが鹿島アントラーズとの一戦に臨みました。序盤から非常に集中の高い時間が続き、1stステージ王者の鹿島に対しても一歩も引かない戦いを見せてくれていた選手たち。前半は前野選手の負傷交代というアクシデントがありながらも、相手のシュートを0に抑えるなど、タイトな守備で相手の特徴を封じていました。

このまま、流れをつかんでいきたい新潟でしたが、48分にコーナーキックの流れから失点を許してしまい苦しい展開に。その後も山崎選手の背後への飛び出しなど、打開を試みていきましたが決定機を生み出すことができず、最後はPKで追加点を許してしまい、0-2で終了の笛となりました。非常に悔しい結果ではありますが、たくさんの声援で後押ししてくださってサポーターの皆様のためにも、チームは再び気持ちを奮い立たせて戦っていきます。
今日はトップ、レディースに熱い声援を送っていただき、ありがとうございました。