【フォト日記】状況判断&夏休み自由課題
2016/10/8

雨が降る中でスタートした今日のトレーニング。気温も下がったピッチ上の選手たちは、半袖から長袖のトレーニングウェアに衣替えをして臨みました。

練習前の選手たちはトレーニングルームでストレッチなどを十分に行っていますが、ピッチに上がると改めて軽めのランニングをしながら、体を動かしていきます。自身に向き合い、激しいトレーニングに打ち込むために心身ともに整理をします。

今日のトレーニングは80分程度。「天候を見つつ、選手たちの高いコンディションを継続させるために、短時間に凝縮した」と片渕監督は練習後に説明してくれました。まずはパスコーディネーション。2つのボールでパスを渡しあい、かつテニスボールでキャッチボールする珍しい練習。足元も手元も見なければならない難しさがある中で視野の広さ、状況判断が求められるものでした。

また、ゲーム形式では4つのゴールを対角線上に置き、2チームが競い合うものに。加藤選手が視野広くスペースへ侵入しボールを持ち出すプレーや、川浪選手の「リードされているんだぞ」と自チームを鼓舞する声に監督も呼応して盛り上げていきます。

端山選手やカリウ選手が次々にゴールを挙げていく様子から着実にチームとしてのレベルアップを感じることができました。

最後はクロスボールからのシュート練習。小林選手を起点にサイドの宮崎選手へボールが渡ったシーン。受けた宮崎選手が蹴り上げたクロスボールは残念ながらラインを割ってしまいます。すると小林選手は宮崎選手へしっかりやっていこうとの叱咤。試合において得点を決められるかどうかは寸分の差。ワンプレーを大切にすることを伝えていきます。
今日は雨の中でも大勢のサポーターがお越しになり、選手を見守っていただいたおかげで、非常に集中して取り組めた様子のトップチーム。練習後のファンサービスでもたくさんの激励の言葉をいただいたことに感謝を申し上げます。
明日はいよいよトレーニングマッチ。14時からブラウブリッツ秋田を迎えて行います。リーグ浦和戦までしばらくの時間があるとはいえ、1秒も無駄にすることなくチームは洗練されていくことでしょう。

また、今日のファンサービスではとてもうれしいプレゼントをいただきました。小学4年生の男の子が夏休みの自由課題で制作したアルビレックス新潟についてまとめたもの。Lフラッグほどの大きさの模造紙10枚で作られた作品は、クラブ理念やスタジアムの歴史、施設紹介だけでなく、とある練習見学日に感じたことがしっかりと表現されていました。
きっと発表後にクラスメイトはアルビレックス新潟に多く興味を持ってくれたと思います。本当にありがたいことです。クラブ広報担当としても非常に勉強させてもらいましたし、「ゴールキーパーとしてプロを目指したい」と自身の夢を書いているのも頼もしく感じ、君がプロになるまでアルビレックス新潟を支え続けたいと強く思いました。