【フォト日記】トレーニングゲーム

2016/10/9
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今日は14時からブラウブリッツ秋田とトレーニングゲームを行なったトップチーム。試合開始前から大勢のサポーターにお越しいただきました。温かい拍手でチームを見守ってくださり、心より御礼を申し上げます。
45分で3試合を行ない、どれも白熱した展開に。「今年のコンセプトはしかり、先週から積み上げてきたものをやっていこう」と監督が試合前に伝えたことを、どの選手も理解していたからこそ激しい試合に取り組めたのだと思います。

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片渕監督が就任してから取り組んでいることのひとつに、背後への狙いが挙げられますが、今日は全体的にそのこだわりを感じることができました。相手からボールを取り上げたら前を向く。そんな意識が見られました。

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1試合目の得点シーンはまさに意図が表現されていました。相手の攻撃を中盤でシャットアウトし素早く縦に攻め込みます。小塚選手がボールをキープルすると、左サイドの加藤選手が猛然とゴールへ向かってダッシュ。互いのアイコンタクトから小塚選手のパスでボールは加藤選手の足元へ。受けた加藤選手は右足一閃。幸先よく8分に先制点を挙げました。

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その後も、成岡選手をはじめ、前線の選手から献身的にプレッシャーをかけ、増田選手や西村選手がディフェンスラインの統率を見せれば、果敢に攻め込んでくる相手のシュートも守田選手が危なげなく対応し、1試合目は1-0で終了しました。

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続いて2試合目は大きくメンバーを入れ替えて臨み、野津田選手や鈴木選手などが出場します。立ち上がりの野津田選手と小塚選手のダイレクトプレーからサイドに張った鈴木選手へのパスには見ごたえがあり、ここでも「縦」への意識が表れていました。

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2試合目の先制点も新潟。パスを受けた山崎選手がドリブル突破し豪快に蹴りこんだものでした。その後に失点を喫したものの、川浪選手のシュートストップなどで選手たち自身も奮い立ち、終始攻撃を重ねる展開となりました。

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最後の3試合目にはアルビレックス新潟U18の選手なども出場し、最後まで攻守の切り替えが速い展開となりました。何度も裏へ抜け出してドリブルに入った鈴木選手は「90分、出場した中でスピードに乗っていけたことはポジティブだが、シュートを決めきりたい。キャンプでは決めきる精度を高めたい」としっかりと反省材料をインプットしていました。

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同じく90分の試合に出場した宮崎選手は「得点に絡むこと、シュートを狙うこと」を意識してピッチに立った話してくれました。実際にゴールを奪う場面は見られませんでしたが、積極的に右足のボレーシュートを放ち、終始チームメイトと声を掛け合って連携を深めている様子でした。

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残念ながら終盤に失点を許し、0-1で試合終了。強風の中で開催される難しいコンディションであったかもしれませんが、どの選手も収穫や課題を見つけることができたものと思います。

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試合終了後、片渕監督は「選手たちが試合の中で感じたことや改善点を話し合っていた」と語り、監督も合流して意見を言い合ったようです。常にチームが上昇したい雰囲気、前向きな気持ちが伝わって来るのは非常に頼もしい限り。

キャンプのテーマは、今後に対戦する3チームを念頭にしながら、自分たちのストロングポイントを思い切りよく出させることに取り組みたいと監督。常々「コミュニケーションをもっともっと深めたい」と多くの選手が話すように、技術と精神面の向上を目指して今週のキャンプに入っていきます。

明日のトップチームは束の間のオフとなり、心身ともにリフレッシュに努めます。11日(火)からのトレーニングキャンプでチームは進化や強化に取り組んでいきます!


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