【フォト日記】皇后杯初戦&パブリックビューイング

2016/10/29
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皇后杯の戦いがいよいよ幕を開けました。2回戦からの登場となるアルビレックス新潟レディースは、本日14時から新発田市五十公野公園陸上競技場でオルカ鴨川FCと対戦。一発勝負のカップ戦独特の緊張感が漂う中、新潟の選手たちは必勝を期して戦いに臨んでいきました。

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立ち上がりはやや鴨川の勢いを受ける形となりましたが、大事なところではDF陣が集中高く攻撃をシャットアウトし、シュートを撃たせません。時間の経過とともに少しずつ自分たちのリズムでボールを動かせるようになると、次第に相手を押し込む時間が長くなっていきます。

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アタッキングサードへの侵入回数を増やしていくと、24分に決定機が訪れます。左サイドスローインの流れから、上尾野辺選手が中央にパスを送ると、相手DFに当たったボールが大石選手の足元へ。ゴールに向かって迷いなく左足を振り抜くと、ギリギリのコースを突いたシュートがネットに収まり、先制に成功しました!

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その6分後には、コーナーキックのこぼれ球を佐伯選手がヘディングで押し込み、追加点を挙げます。チャンスを確実に仕留め、2点をリードしてハーフタイムを迎えました。

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相手のプレッシングに手を焼く場面もありましたが、それは試合前から想定できていたこと。激しいコンタクトプレーに動じることなく、選手たちはしっかりと冷静さを保ってゲームを戦い続けていました。

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76分に一瞬のスキを突かれて1点差に詰め寄られた新潟でしたが、交代で入った斎藤選手が立て続けにゴールを決め、一気に突き放します。その後は交代カードを切りながら、危なげなく試合を締めくくった新潟。4-1の快勝で、初戦突破を決めました!

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試合後、辛島監督は「相手もこちらを研究しているでしょうし、こういうゲームは非常にやりにくいですが、その中でも勝つということが大事です」と語りました。初戦の難しさをはねのけ、しっかりと勝利をつかんだ新潟。確実に一歩一歩進んでいくことが、タイトルへ近づく道となります。サポーターの皆様の声援と共に、これからもチームは頂点を目指して突き進んでいきます!


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一方、新潟市中央区の新潟日報メディアシップでは、新潟日報社、ドコモCS新潟支店、スカパー!の協力によって、リーグ戦アウェイ最終節となるガンバ大阪戦のパブリックビューイングが行われました。

パブリックビューイングの前には、サッカー解説でおなじみの宮澤ミシェルさんをゲストに迎え、BSNの星野一弘アナウンサーの進行のもと進められました。
宮澤さんは、2012年の残留争いの際には最終節のTV中継で解説を務められ、試合後に残留が決定するとご自身も大喜びしていたことを覚えているサポーターの皆さんも多いと思います。「あの時は本当に涙が出そうになった」と当時を思い出しながら、今の状況を抜け出すために何が大切かを尋ねると、「相手チームのどの選手よりももう一歩先に出ることができるか、足を出すことができるかが大事」と熱く語ってくれました。
また、TV中継の解説の時だけでなく、今年1月に行われた選手激励会のMCの時など、様々な場面で新潟のことを気にかけていただいていますが、「新潟のことはずーっと追いかけています」と、新潟に注目して応援していただいています。

また、新潟日報社、ドコモCS新潟支店はじめ多くの皆様にサポートしていただき、クラブが取り組んでいる子ども世代育成サポート事業「ドリームクラブ」の話題では、「子どもたちがサッカーを楽しんだり、時に我慢したり自分たちで主体的にできるよう、大人がいかに教えてあげられるかが大事」と話し、次世代のサッカー選手への期待を話していました。

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トークの後はいよいよパブリックビューイングの開始。会場内は、勝点を持ち帰りたいという雰囲気で満ちていました。試合の序盤で失点してしまいますが、その後ラファエルシルバ選手のゴールで同点に。ゴールが決まると会場のサポーターの皆さんが総立ちで喜びを分かち合います。後半、退場者を出しながらも少ないチャンスでゴール前に迫ります。ロスタイムには会場内から拍手だけでなく、「決めてくれ~!」という声援が大きくなるなど、チームを勝たせたいというパワーに満ちていましたが残念ながら勝点3を獲得することはできませんでした。

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本日は多くのサポーターの皆さんに会場にお集まりいただきありがとうございました。これで残すリーグ戦は11月3日(木・祝)サンフレッチェ広島戦のみとなりました。苦しい闘いは続きますが、今シーズン最終戦、ホーム・デンカビッグスワンスタジアムでお待ちしておりますので、サポーターの皆さんの熱いご声援をいただきますよう、よろしくお願いいたします。


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