【フォト日記】戦いを終えて
2016/11/13

昨日の横浜FM戦は新潟らしいサッカーで勇敢に戦いましたが、終了間際に失点を許し、0-1で敗れました。ネットを揺らすことができなかった悔しさは残りますが、持てる力をすべて出し切ったということは、必ず今後の糧になっていくと思います。昨日のゲームを含め、いつも熱い声援で支えてくださったサポーターの皆様には感謝の気持ちでいっぱいです。

リカバリーとなった今日は晴天に恵まれ、「みんなの日頃の行いがいいからだと思います(笑)」と冗談交じりに語っていた片渕監督。練習前、選手たちには「苦しい状況でも投げ出さず、逃げ出さず、真摯にやってくれたことに感謝しているし、誇りに思う」と伝えたそうです。

ランニングで体を温めた後は、スタッフも交えての2タッチゲームへ。非常にリラックスしたムードの中、選手たちは気分よく汗を流していました。クラブハウスにお運びいただいたサポーターの皆様も、歓声や拍手などで明るい雰囲気を作ってくださっていました。

ゴールを決め、喜びを全身で表す舞行龍選手。今季は最終ラインでチームを支え続けましたが、今日は攻撃に絡んでいく場面が多く見られました。FWの選手が守備側に回ったりと、他の選手たちも普段とは違った景色でのプレーを楽しんでいたようです。

純粋にサッカーが好きだという気持ちが、ピッチ上にはあふれていました。今季はプレッシャーにさらされる期間が長かったですが、選手たちにとって原点を思い出す貴重な時間となっていたことでしょう。

練習が終わった後は、小林キャプテンがサポーターの皆様の前で挨拶し、一年間の感謝の思いと今後に向けた決意を述べ伝えました。苦しくても戦い続けることができたのは、皆様の後押しがあったからこそ。ファンサービスゾーンでも温かい交流がたくさん見られ、アルビレックス新潟の一体感の強さを改めて実感した一日となりました。

チームはしばらくオフを挟み、また22日(火)から来季を見据えてトレーニングを行っていきます。新たなスタートを切るための準備は、すでに始まっています。