【フォト日記】トレーニングゲーム
2016/11/27

上武大学を迎えて12時から行なわれた今日のトレーニングゲーム。あいにくの雨模様の天候でしたが、多くのサポーターに見守られながらキックオフを迎えました。オフ明けから取り組んだ「個人戦術向上」を狙ったトレーニングの成果を発揮すべく、熱い試合展開となりました。

前半開始まもなくは新潟ペース。球際の強さや判断スピードを高めて相手陣内に攻め入る展開となります。6分に放たれた野津田選手のファーストシュートを機に、どんどんと圧力をかけたいところでしたが、直後の7分、カウンターからの相手シュートがゴールバーをたたき、肝を冷やしました。

要所でカウンターを仕掛けてくる相手に対し、新潟はオーガナイズされた守備で対抗。舞行龍選手、増田選手のセンターバックや小林選手、小塚選手のボランチがスムーズな連携を見せ、その後は安定した様子でした。

前半に新潟の右サイドバックを務めたのは西村選手。試合後に起用の意図を片渕監督に尋ねると「選手が少なかったこともあるが、ポリバレント(一人で複数のポジションをこなす)が求められる時代。今後のためにもやらせたかった」と説明。続けて「慣れないポジションだったかもしれないが積極的なプレーを見せてくれた」と評価します。

後半に入ると、小泉選手や松原選手がピッチに立ち次々と相手ゴールに攻め込みます。後半6分には小泉選手が中盤でボールを奪取して端山選手へ。端山選手はドリブル突破しシュート、そのセカンドボールを野津田選手が拾い、ゴールを狙いますがわずかにそれましたが、見ごたえのある攻撃でした。

勢いとバランスを持って攻撃を仕掛け続けた後半14分。右サイドからのコーナーを野津田選手がキック。大きくファーサイドまで伸びていくパスに合わせたのは舞行龍選手。新潟が先制。

その後も新潟は攻め手を緩めることなく相手陣内に進んでいきます。追加点こそ奪うことは出来ませんでしたが、プレースピード、判断スピードを下げずに戦い続け1-0の勝利をおさめました。
試合を終え、各選手とも自身の課題を把握し、一方で自身が伸ばしていくべきストロングな部分も再確認したと思います。明日のオフを有意義な振り返りの場として活用し、また明後日からのトレーニングに向かいます。