【フォト日記】進化を止めない
2016/12/6

第38回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の準々決勝、AS長野パルセイロ・レディース戦(会場:ユアテックスタジアム仙台)を来週12月17日(土)に控えるレディースチームは、聖籠町のアルビレッジで18時からトレーニングに励みました。

先月の3回戦は延長の末に勝利を手繰り寄せました。試合後「リズムが作れなくても勝ちきれるのが強いチーム」と辛島監督は振り返り、準々決勝を見据えチーム力の向上を改めて決意されたと思います。それは、同試合後の選手たちから、中断期間で個々の技術を磨き、チームのコミュニケーションを深めていきたいと聞くことができたからです。

それから1ヶ月程が経った今日、ピッチは非常に強く冷たい風が吹き付ける天候でしたが、選手たちは威勢よく大きな声を掛け合い連動したプレーを見せます。

「今までの二人、三人と連携する動きから、それ以上の人数が絡んでプレーできるようになってきた」と話すのは左山選手。攻守ともに時間をかけて深めてきたチーム戦術に自信の表情。

また、在籍2年目の八坂選手は今シーズンに出場試合数を伸ばしたうちの一人。昨日に誕生日を迎えた20歳のMFは「去年は出場できず、スタンド観戦で悔しい思いをした。出られない選手のためにも積極的なプレーをしたい」と準々決勝への豊富を聞かせてくれました。

一連の動作の中でいいものには「ナイス!」と声をかけ、反対にズレが生じれば身振りで要求しあう、全員がトレーニングで試合中の局面を想定している様子です。開催日まであと11日ですが、ますますの進化に期待が高まります。