【フォト日記】皇后杯・快勝で準決勝へ!

2016/12/17
photo
雪こそ降らなかったものの気温は2.9度と厳しい寒さとなった仙台・ユアテックスタジアムでは、皇后杯全日本女子サッカー選手権大会の準々決勝・AC長野パルセイロ・レディース戦が行われました。AC長野パルセイロ・レディースとは今季なでしこリーグ、なでしこリーグカップ合わせて1勝3敗でしたが、初のタイトルを目指す新潟は強い気迫を前面にこの日に臨んでいました。

photo
長野は前線に横山選手というタレントを擁しますが、新潟は全員が連動した守備でこれを封じていきます。際立ったのは前線の大石選手、上尾野辺選手のプレッシング。献身的に追い込んでいくと、相手のロングボールには中村選手・左山選手が対応し、セカンドボールを全員が拾っていきます。序盤は互いにチャンスがある展開でしたが、徐々に新潟が流れをつかんでいきます。

photo
新潟はサイドを起点にチャンスを構築していくと、前半36分、右サイドの作りから中央に展開。この日中盤の要として的確な配球を見せていた阪口選手がぽっかりと空いた左サイドにボールを流し込みます。ここに走り込んだのは渡辺選手! ファーストタッチでタテに持ち出すと、放ったシュートはバーに当たりますが、こぼれ球を詰めた大石選手が冷静にヘディングで押し込み、新潟が先制点を奪います。

photo
さらに新潟は手をゆるめません。「2点目が大きかった」と大石選手が振り返った追加点は40分。左コーナーキックを阪口選手が入れると、周囲のサポートを得た左山選手がフリーでピタリと合わせ、ゴールに流し込みまず。鮮やかなゴールラッシュで新潟は2-0と前半を折り返します。

photo
後半も新潟はボールをシンプルにつないではDFラインの裏を突く攻撃で得点のチャンスを生み出しますが、八坂選手の左足シュートは相手GKの好セーブで3点目はならず。逆に長野も、前線にボールを送り込み、個で局面を打開しようと試みますが、決定的なシュートは福村選手が反応よくはじき出して新潟ゴールを許さず。苦しい時間も全員でボールへの執着を見せ、見事に完封で長野に2-0と勝利しました。

photo
準決勝に駒を進めた新潟の相手はなでしこリーグ、なでしこリーグカップを圧倒的な強さで制した日テレ・ベレーザ。強敵ではありますが、タイトルを狙う新潟にとっては避けて通ることができません。チームは明日はオフを取り、降雪・積雪を避けて関東でトレーニングを行う予定。まずは23日の準決勝で、勝利のニュースを新潟サポーターの皆様に届けるために引き続き一丸となって戦っていきます。今日は応援ありがとうございました!



ユニフォームパートナー