【フォト日記】練習試合vs台湾電力
2017/1/22
今日1月22日は2017シーズンの始動から初めてとなる対外試合・台湾電力戦が行われました。会場となった高雄国家体育場には続々と台湾のサッカーファン・サポーターの方々が詰めかけられ、その数およそ1,200人! 新潟のユニフォームを着用したサポーターの方々もおられ、台湾の方々に「やっぱりアルビレックス新潟は愛されているチームですね」と声をかけられました。ご来場、心から御礼申し上げます。
試合前のミーティング風景。三浦監督は「台湾電力はしっかりつなぐ実力のあるチーム。気合いも入っているだろうし、ゆるめないこと。コンパクトに、優先順位を頭に入れて勝ちに行こう」と選手たちを送り出します。
試合は45分×2で行われ、新潟の選手たちはそれぞれ30分~45分の持ち時間をプレーしました。開始早々、パスに反応した武蔵選手が初シュートを放ちますが、これはポスト。はね返りも逆側ポストに当たり得点はなりません。
新潟は数多くのシュートを台湾電力のゴールに放ちますが、相手GKの好セーブもありなかなか得点が生まれません。前半27分には指宿選手がPKを獲得し、自らキッカーとして狙うものの、相手のタイミングを外したシュートはバーに。絶好の得点機を逸します。
逆に31分には、ペナルティエリア内でヘディングで競り合ったプレーがファウルとなり、相手にPKが与えられます。スタジアム全体に大きな歓声が巻き起こる中で蹴られたシュートは川浪選手がスーパーセーブ。得点を許さず、前半を折り返します。
後半、メンバーを大きく変更した新潟は、新たに新潟に加わったホニ選手がその実力の片りんを見せつけます。ワイドにスペースを使いながらボールを受けると、抜群のスピードと馬力で相手ゴールに突進。チャンスを構築します。
10分には左サイドを突破したホニ選手のラストパスを平松選手が冷静に決めて新潟初ゴール。「どんな試合でもアピールは必要なので、結果を出すことができて良かった」と平松選手も深くうなずいていました。
続く14分には今度は右サイドを深く突破したホニ選手が入れたクロスを山崎選手がダイビングヘッド。スピードスター2人による電光石火のゴールで、新潟が勝利を決めました。
ハードなトレーニングが続いている状況で、30分~45分とはいえフルピッチでのゲームは簡単ではなかったはず。「細かなミスが多かった」と選手たち自身も反省の弁が出ていました。「ボールフィーリングもまだまだ上げていかないといけない」ことも、監督・選手たちから聞かれました。
「今の段階、今日のゲームでジャッジしているわけじゃない。印象が変わった選手はいないですし、想定内ですよ」と三浦監督は試合後に話しましたが、対外試合では選手たちの闘争心や競争を勝ち抜く意志が際立ちます。「台湾でミーティングをした時に、『34人で試合に出られるのは11人+3人だけ。競争だ』と言っている。誰が試合に出るか、つかみ取って欲しい」という言葉は、選手たちのハートに火を付けているようです。