【フォト日記】推し進めていくこと
2017/1/23
台湾・高雄キャンプの朝食は毎朝6時30分から。選手たちが義大皇家酒店の食事会場に入ると、インフォメーションを記載するホワイトボードには午前のトレーニングをオフとすることが書き入れられていました。高雄キャンプを実り多いものとするために、細心の配慮がなされています。
トレーニング予定時間の15時半に選手たちをピッチに集めた三浦監督は、改めて昨日の台湾電力戦について感じた部分を話していました。一方的ではなく、ひとつひとつの状況を語りながら、そのプレーを選択した意図を選手に問いかけ、噛み砕いて話していきます。
「試合では意識させていたポイントは意欲的にやっていたと思う。ボールフィーリングや試合勘はまだ新潟でトレーニングを始めてから10日目。積み上げていけば上向くので、『心配しないように』とも話しました」ともコメント。それよりも選手たちの取り組みを高く評価していました。
明後日1月25日には、台湾代表とのトレーニングゲームも予定されています。「同じテーマを、もう少し噛み砕いて」と三浦監督は推し進めることを示唆しました。
今日のメニューはゴムチューブを使って筋肉に刺激を入れたウォーミングアップを行った後、5vs5、さらにはエリアを狭めての10vs10を行いました。
プレーが終わるごとに、選手同士、あるいは三浦監督や眞中コーチと選手が集まって確認をする作業が多く見られました。チームの大きな土台の構築を目指し、入念に、時間をかけて確認を行っていきます。練習後にはGK、DF陣などが集まっての青空ミーティングも急きょ行われていました。
今日は選手のコンディションを見て午前トレーニングを回避したことを明かした三浦監督ですが、明日は午前、午後の二部練習。気付けば高雄でのトレーニング、トレーニングゲームも残り4回となります。ひとつひとつを大事にしていきます。