【フォト日記】台湾代表戦前日
2017/1/24
明日は台湾代表とのトレーニングゲーム。午前、午後と2回のトレーニングセッションが予定された1月24日でしたが、午前はヴァンデルレイフィジカルコーチ、渡邉基治通訳兼アシスタントコーチ、鎌田秀平サブマネージャーが対応をしてひとりひとりのスプリントテストを行っていました。
30m強に設定されたレーンを、「ゴーッ!」というかけ声とともに駆け抜けます。走るとすぐに振り向いて、数秒後に再び全力疾走。一回のスプリントはもちろん、繰り返しトップスピードで走り切れる持久力なども確かめられることとなりました。
午後の全体スタートは15時30分でしたが、ゴールキーパー陣は15時少し前から高雄国際運動場に入ってトレーニングが始まっていました。不老GKコーチのコーチングの声が響き渡っていました。
午後はウォーミングアップを行ってから、クロス、クリア、シュート練習などを実施。さらにフルピッチでの紅白戦を再び実施。実戦形式を通して、チームのコンセプトを体に叩き込んでいます。
シュート練習ではテンポよくボランチから左右に配球され、質の高いクロスが多くゴール前に送り込まれます。左サイドからは堀米選手や前野選手、また右サイドからも矢野選手などが好クロスを連発。精度高くシュートをネットに決め切ると、全体から「ナイス!」と声が飛んでいました。
明日は台湾での最後のゲームとなる台湾代表戦。「もう少しトライをしていきます。守備ではコンパクトと言ったけれど、なぜコンパクトなのか。それはボールを奪い取るプレスに行く前の準備としてコンパクトにし、いいプレスをかけていく意図がある」(三浦監督)。
「攻撃も優先順位と言っているが、判断を入れていくことが大事。相手も守備をしてくるし、やめるという判断もある。ピッチにいるのは選手。彼らが判断しないといけない」と指揮官は説きます。ナショナルチーム相手の緊張感のある戦いは、チームに大きなものをもたらせてくれるはずです。