【フォト日記】9年目の高知
2017/1/30

高知県に到着しました。2009年から続けている高知キャンプは今年で9度目。高知龍馬空港では、職員の方から三浦監督へ花束を贈呈いただき、「がんばってください!」と激励の言葉も。到着した11時頃、アスファルトは湿っていましたが、気温は12度と上々。選手達は移動の疲労も見せず、まずは宿舎で長いトレーニングキャンプを乗り越えるための支度に入りました。

初日のピッチでは、チームを歓迎してくださるセレモニーが行われました。高知県議会副議長、梶原大介様をはじめ関係者が温かい拍手で迎え入れてくださり、名産フルーツの「立目ぽんかん」など9品を贈呈いただきました。おもてなしに触れた三浦監督は「戦術理解を深めていけるよう、がんばります」と力強い挨拶で返しました。

会場の芝生は「本当に素晴らしい」と監督が目を細めるほど最高な状態。連動してボールを奪うトレーニングには、より実戦に近いグラウンドコンディションが重要で、理想に近いピッチを用意してくれた関係者に御礼を申し上げます。

そして、今日のトレーニングメニューは、移動を考慮し1時間程度に凝縮して行われました。ヴァンデルレイコーチによる体幹を鍛えるメニューでは「使っている筋肉を意識してしっかりやろう」と、細部に渡りこだわりを持って進めることを選手に求めます。一見して簡単なポーズに見える内容であっても、選手の「フーッ」という息遣いから、体中に刺激が行き渡っている様子でした。

その後は、ゆるやかなスピードと少しペースを上げたものを交互に繰り返すランニングで息を上げます。ジャン選手やチアゴ選手は陽気な笑顔でポーズをとりますが、しっかりと汗をかきました。

今日は「しばらくこんなにも風が強い日は経験していない」と地元の方が言うほど、強風を感じる一日でした。それでも、選手たちはボールに触れるトレーニングに白い歯を輝かせます。ダイレクトパスをつなぐたびに歓声を上げ、明日から本格的に始まるトレーニングへいい準備ができました。
