【フォト日記】ぶつけ合う

2017/2/11
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週末の高知、昨晩は19時頃まで雪が多く降りました。今朝はその影響で、ホテルから見下ろす周囲の家々は、屋根瓦がうっすら白くなっていました。トレーニングが始まった9時半は、太陽の光が空から注がれ、少しの影響もなく緑のピッチ。選手たちは勢い十分に打ち込んでいきます。

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「明日の試合を鑑みて、疲労を消し去るため」と午後の練習はオフとなりましたが、チームは神経を集中させて午前のトレーニングを進めました。単純に見えるパス練習も真剣な表情。いくら才能があってプロ選手になったとしても、センスは磨かなければプレーに現すことはできません。

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ゲームの行方を左右するときに、落ち着きをもって最適なスピード、または角度を瞬時に判断し蹴り分けられるよう、選手たちは常に試合を意識して汗をかきます。監督は「無秩序ではいけない」と話しますが、それは個人技術の下地があってこそ。大所帯で競争が激しいチームは、なおさら個人のブラッシュアップが求められます。

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今日はセットプレーがメインに行なわれました。コーナー、ペナルティエリアの両角、ペナルティアーク付近と5箇所からボールを入れます。得点または失点に大きく関わるエリアを用いたトレーニングはスタッフもひとりひとりの動きを追うために真剣な表情で見守ります。

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逃さないと守備陣が攻撃選手を捕まえようとし、その逆に攻撃陣はスペースに入ろうと体をぶつけ合います。キッカーもタイミングを見計らおうと様子を窺い、張り詰めた空気がながれ、非常に高濃度な練習となりました。ホニ選手は通訳を介して、不意をついてショートパスでリスタートする場合も想定し、自陣深くまで戻る対応にあたる一方、守備のクリアボールを拾って相手ゴールに突進するなど攻守共に日本のサッカーに馴染もうと必死です。

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明日は今季初のJクラブとの対外試合が予定され、選手たちは意気が上がっています。練習後のロッカールームで選手同士がボードを眺めながら意見交換する姿もありました。午後のオフを十分な休養にあて、用意されたアピールの場で躍動を誓っています。

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