【フォト日記】トレーニングゲーム
2017/3/25

3月最後の土曜日、トップチームはブラウブリッツ秋田を聖籠町クラブハウスに招き、トレーニングゲームを実施しました。画像ではまぶしく爽やかな天候に見えますが、実際には寒さ厳しい一日だったと思います。

200人以上のサポーターが見守る中でキックオフ。選手たちは張り詰めた空気を感じながら、ひとつひとつ丁寧にプレーします。精度を考えつつ積極的なチャレンジも見せ、何度も相手ゴールに迫っていきました。

縦への速い攻撃の優先順位は高いものですが、「ビルドアップをテーマに取り組んだゲームの中で、状況に応じたボール回しを意識することができた」と三浦監督は振り返ります。矢野選手はサイドバックとして攻撃の起点作りを試みていました。

大谷選手は最後尾で大きな声を上げ、チームのバランスを整えるような指示をし、自らも積極的なプレーでピンチの芽を摘んでいました。

ホニ選手とチアゴ選手がツートップを組んだ1試合目。二人はたびたび息の合ったダイレクトプレーを見せ、相手に脅威の姿を印象付けます。1得点目はホニ選手が左サイドを高速ドリブルで迫りセンタリングにチアゴ選手が合わせたもの。一度、足元でトラップしたチアゴ選手は落ち着いて右足を振りぬきネットを揺らしました。

2試合目は、ジャン選手と本間選手がボランチでコンビを組みます。本間選手が左右にボールを配り、起点作りに励んでいきます。ボール奪取に奔走するジャン選手が攻撃に参加した場面で追加点は生まれました。右サイドに侵入してクロスを上げると、ファーサイドに走りこんだ成岡選手が冷静に押し込み、2点目。

3点目は相手ゴールキックを田中選手が奪い取りドリブルで中央突破を開始。左から猛然と追い抜く端山選手は田中選手からのパスを受け、豪快に左足ダイレクトシュート。駆けつけたサポーターは、目の前でのゴールに歓声をあげていました。

3試合目は、ツートップを組んだ河田選手と平松選手が得点という形で結果を残しました。
森選手が右サイドから中に切り込み、放ったシュートは枠を捉え、キーパーは弾くのが精一杯。見逃さずに走りこんだ平松選手がゴールを奪いました。
45分を3試合行った今日のゲームは6-0と数字上は圧倒するものでした。「まだ、相手のポジションのズレを把握できずに使えていない場面がある」と三浦監督は課題を認識。今週はあくまでチームのベースアップに比重を置いてトレーニングに取り組みましたが、「来週は試合に備え、カウンターなど少人数で攻めるトレーニングで選手にアプローチしたい」と監督は次の戦いへ照準を絞っていきます。