【フォト日記】なでしこリーグ開幕
2017/3/26

2017プレナスなでしこリーグが開幕しました!1部に所属するアルビレックス新潟レディースは、ホームで伊賀フットボールクラブくノ一と対戦。会場には1,700人を超えるサポーターにお越しいただきました。

バックスタンドの座席にビッグスフラッグを掲げ、ご来場いただいたサポーターとともにホームの雰囲気を醸成し、迎えたキックオフ。

序盤は新潟が攻め入る時間。特に左サイドに位置した阪口選手と川﨑選手のユニットは相手に脅威を与えたと思います。

前半も20分を過ぎた頃にはお互いが攻めあぐねる展開。新潟は渡辺選手が守備で奪い、カウンターにつなげるロングパスがありました。攻撃に転じるためのしっかりとした守備が光ります。

フォワードの一角は大石選手。相手が嫌がるようにスペースへ動くプレー、またポストプレーで時間を作るなど、昨年以上の気迫を感じます。両チームとも、開幕戦の緊張のためか、いいタイミングでシュートを放てず前半終了。後半にかける表情で再びピッチを駆けていきます。

後半こそ得点をもぎ取ろうと、それまでボランチに位置した上尾野辺選手はフォワードにつきます。前線にはるだけでなく、下がってボールを受けて左右にパスを配給。打開の道筋を探すようなプレーをしていきます。

後半17分、新潟ベンチが動きます。川﨑選手に代えて園田瑞貴選手が登場。新加入選手として初めてのリーグ戦出場を果たしました。時折見せる素早いランニングでサポーターは大いに沸きあがり、今後も新潟に欠かせない武器となるでしょう。

続いて29分、新加入でスタメンを勝ち取った唐橋万結選手に代えて、期限付き移籍を経て復帰した小須田璃菜選手が出場。こう着した展開を打破しようと、中盤でボールを奪い、冷静にプレーし、新潟に落ち着きを取り戻します。

相手陣内に入り込む時間が長く、スタンドはゴールを期待していましたが、シュート数は1のまま試合終了。0-0の引き分けに終わりました。リーグ戦で3位以内を目標に据えるチームにとって、勝ち点3をもぎ取りたかったのですが、今日に得た勝ち点1は終盤で必ずいきてくるはず。「守備ではセカンドボールへの反応を速く、攻撃ではシンプルをもとめることも」と修正点を挙げた辛島監督。リーグは始まったばかり。これからの上昇を誓い、チームはさらに磨きをかけていきます。