【フォト日記】ひとりひとり & なでしこリーグカップ開幕

2017/4/9
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鳥栖戦を終えたトップチームの選手たちは今朝、飛行機で新潟に。そのままクラブハウスに向かい、今日は11時半からトレーニングを行いました。昨日の試合に出場した選手たちは短い時間でリカバリーを行いましたが、自主的にミーティングを実施し、思うところをぶつけ合ったようです。

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鳥栖戦では出場機会を得た選手、異なるポジションでプレーをした選手もいましたが、「マサルは運動量を活かしてボールに絡んでワンタッチでのリズムを出していたし、輝綺は前への推進力や安定感をもたらしていたと思います」と、三浦監督はそれぞれのプレーを評価していました。

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勝利を得られていない状況には、「今は重苦しく感じているかもしれないが、力を合わせて乗り越えよう」と話をしたとのこと。前述のミーティングや、トレーニングでも盛り立てようと大きな声を出す選手もいました。現状を打破するために、ひとりひとりができることをやろうとしています。

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12日水曜日にはルヴァンカップ・広島戦がデンカビッグスワンで行われます。「リーグでもルヴァンカップでも、1勝を挙げることで変わってくるものがあるし、勝利を目指したい」と三浦監督は話しながら「昨日ゲームをやったメンバーもいます。底上げ、突き上げには期待したいし、チャンスを与えたいと思う」とも話しました。

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今日のトレーニングの最後に行われたシュート練習では、ロメロ・フランク選手や河田選手らが正確にゴールネットを揺らしていました。また、GK陣も、鋭い反応でシュートをセーブ。冷たい雨が降るあいにくの天候ではありましたが、熱気のあるものとなりました。明日は9時半からトレーニング。チャンスを獲得するため、チームに初勝利をもたらすため。選手ひとりひとりが強い想いを持っています。

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デンカビッグスワンでは、12時半からプレナスなでしこリーグカップ1部の開幕戦を開催いたしました。781人のサポーターにお越しいただき、大声援を受けて戦いましたが1-2の敗戦。とても悔しい結果となりました。

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システムを変更して臨んだ開幕戦。ディフェンスラインには瀬倉選手と久保田選手が、左山選手とともに先発。新たな3バックに挑戦するチームはキックオフから攻勢を強めます。

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フィジカルに強い瀬倉選手は、相手フォワードにボールが収まっても前を向かせないプレス。久保田選手は相手との距離感を見て巧みにボールを奪う守備を見せれば、タイミングと見れば攻撃参加しミドルシュートやセットプレーでシュートを見せるなどチームに勢いを与えました。

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決して崩された失点ではなく、ボール保持についても相手より上回っていた今日のゲーム。フレッシュなメンバーが続々とピッチに登場し立ち向かう姿は、観戦に駆けつけたサポーターの皆さんにとって、今後に向けて心強さを感じたと思います。高橋美夕紀選手は途中出場ながら、フォワードらしく、相手守備陣と駆け引きを何度も試行していました。右サイドから得たパスを「得意のプレー」と自身が振り返るように、相手のプレスをかわして左足を振りぬきました。強烈なシュートはバーを越えましたが、あと少しでゴールという場面でした。

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山谷選手もカップ戦に初出場を果たした一人。中盤に位置して攻防を繰り広げていました。アディショナルタイムにシュートを放ち、攻撃姿勢を最後まで貫きました。

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得点を挙げたのは、ストライカーの大石選手。72分のことでした。中央で園田選手が放ったシュートを相手は弾きますが、見逃さずに大石選手は押し込みました。反撃のチャンスと捉え、その後も多くの攻撃シーンが見られましたが、加点につながらず試合終了。曇り空に響いたホイッスルは敗戦を意味するものですが、同時に次の試合へのスタートでもあります。次の試合は再びリーグ戦、日テレ・ベレーザと取り組みます。強豪が相手でも勝機は十分。悔しい思いを糧に、アルビレックス新潟レディースは足を止めません。



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