【フォト日記】シルビーニョ選手が新潟市立巻北小学校の皆さんと交流

2020/9/16


東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会開催を契機に、オリンピック・パラリンピック教育を推進するホームタウン新潟市による「オリンピック・パラリンピック・ムーブメント全国展開事業」に2018年より協力しておりますが、今年もアルビレックス新潟の外国籍選手が参加協力することとなりました。
今年度第1回目の実施は、新潟市西蒲区にある巻北小学校6年生73名を対象に、16日(水)午後に実施しました。


昨年までの実施から大きく変更になったのは、新型ウイルスの影響を鑑みて、ビデオ通話アプリ「Zoom」を用いての交流となったこと。聖籠町のクラブハウスの1室から、各教室をZoomでつなぎ、画面を通じて交流を図りました。
シルビーニョ選手は、プロサッカー選手という仕事、他国の文化を学ぶことについて児童の皆さんに丁寧に説明していました。


シルビーニョ選手から「話しましょう!」と児童の皆さんに呼びかけると、「どんな練習をしたらサッカー選手になれますか」「憧れの選手は?」「ライバルは?」と次から次へと質問が寄せられました。最後の質問にしようとすると、シルビーニョ選手自ら「もっとやろう」とリクエスト。授業の時間を少しオーバーしていましたが、先生方のご配慮もあって5~10分ほど授業を延長し、児童の皆さんからの質問に答えていました。


「サッカーを辞めたい時、どうやって立ち直りましたか?」という質問に対し、「辞めたいと思ったときは一度もない。膝のケガで8か月サッカーができなかったことがあったけど、家族が支えになってくれた。家族がいなかったら辞めていたかもしれない。ブラジルのシャペコエンセというクラブでプレーしていたんだけど、仲間がたくさん亡くなった(2016年11月に航空機事故に見舞われ、多くの選手・スタッフが亡くなられた)。今でも当時の仲間の想いを忘れないために、(仲間の写真がプリントされた)Tシャツを着てプレーしている」と話してくれました。「やりたいこと・かなえたいことをあきらめずに続けてほしい。そうすることで勝ち得ることができる」とエールを送っていました。


「本当は学校に行きたかったけど、行けなくて残念。子どもたちが大好きだからね」と話したシルビーニョ選手は、自らの提案で、最後に画面越しに記念写真を撮影していました。直接の交流はできませんでしたが、シルビーニョ選手の優しさは児童の皆さんに伝わったはず。一つでも多くのことを学ぶ機会になってくれていれば嬉しく思います。

巻北小学校6年生の皆さん、ありがとうございました!今度はデンカビッグスワンスタジアムで会いましょう!



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