【営業部野澤のフォト日記 その1】~株式会社トクサイ編~

2020/11/26


いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。
アルビレックス新潟のパートナー企業は、約170社!今回、株式会社トクサイ様にお邪魔させていただきました。髪の毛よりも細い極細線を作る、その技術を実際に体験してきました。
http://www.tokusai.co.jp/


長岡市にある株式会社トクサイ様に今日は工場訪問。
特殊な細い線をつくる会社とはいかなるものか?
何やら体験もできるみたいで楽しみです!



まずは、綿貫社長から直々にトクサイの歴史や製品について説明していただきました。
設立はなんと1950年!当時は輸入品だったクリスマス電球に使われているフィラメントを国産化することを目的に、トクサイの歴史が始まりました。用途は幅広く、照明器具はもちろん釣り糸や精密機械の一部、今では医療機器などにもトクサイの極細線は使用されています。


説明の後は工場に。実際に「タングステン」というワイヤーを細くするところを見せていただきました。タングステンを柔らかくするのに火が使われていて、工場内は熱気がすごい!この時期だからいいものの、夏場はどうなるのだろう・・・。
ただでさえ細いワイヤーを、そのワイヤーよりもさらに小さな穴があるダイスという道具を使って、ワイヤーを細く細く伸ばしていきます。


今度はタングステン以外の金属線を細くする工場に移動。
「僕が持っている線が見えますか?」
こちらも線はほとんど見えません!実際に金属線(φ0.04㎜の真鍮線)をダイスに通す作業を体験させていただき、伸線機で少し加工しましたが、本当に繊細な作業でトクサイの70年の技術力を実感!


品質検査では重さを計ります。20cmに切り、0.1gにも満たない線を精密な秤を使って計っています。ここまで来ると、工場というよりも研究所といった方が近い雰囲気。


工場見学の後は、社員の皆様との交流会。


最後は記念撮影!
1ヶ月で地球1周分の線を作り出すトクサイという会社は、見えない線を世界に誇れる技術と努力という見えないもので繋いできたすばらしい会社です。
トクサイの皆さま、ありがとうございました。


 子どもたちに夢や体を動かすことの楽しさを!
株式会社トクサイ様は、アルビレックス新潟ドリームクラブパートナーです。
https://www.albirex.co.jp/support/dream-club/



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