【フォト日記】秋山裕紀選手が南魚沼市立北辰小学校でキャリア教育の授業を実施
7月14日(水)午後、秋山裕紀選手が南魚沼市立北辰小学校6年生の児童51名を対象に、ビデオ通話アプリZoomを通じて、キャリア教育の授業を行いました。
7月からキャリア教育の勉強を始めていますが、働く意味をお金のためと考えている児童が多いそうです。仕事に対して視野を広げ、「プロサッカー選手は仕事のどういうところに喜びを感じるのか」を学ぶために、秋山選手がお話させていただきました。
今シーズンからの新たな取り組み「ご当地応援選手」で魚沼・十日町エリアを担当する秋山選手。児童の皆さんからは、ふっくらとしていて甘いお米とそのお米を使ったどんぶり、今冬2.5メートルも積もった雪とスキーをはじめとするウインタースポーツを紹介してもらいました。
秋山選手は、自身がサッカーを始めたきっかけから話を始めていました。イニエスタ選手(現・ヴィッセル神戸)への憧れや、お兄さんの影響でサッカーをはじめ、夜遅くまで近くの公園で一緒にボールを蹴ったこともあったそうです。急激に成長した身体とボールタッチのギャップに苦労し、試合に出られずに悩んだ中学3年生のころの葛藤を明かしていました。
喜びややりがいを感じる瞬間として、「ビッグスワンでゴールが決まった時の歓声、チームだけでなくサポーターと一緒に喜びを分かち合えること」と話した秋山選手に対し、児童の皆さんからたくさんの質問が寄せられました。「自分の好きなことが仕事になったとき、どんな感覚でしたか?」という質問に対し、「なれたときの喜びは大きかった。大好きなサッカーでお金をいただけるのは幸せなことだけど、サッカーに対する責任感が増している。とにかく結果に選手たちはフォーカスしている」と話した後、「好きなこと、やりたいことを叶えた瞬間はたまらない」と話したとき、笑顔を見せていました。
「憧れの選手はいますか?」という質問に対して、イニエスタ選手(現・ヴィッセル神戸)の名前を挙げ、「イニエスタ選手のサインがほしい!」と一サッカーファンの顔を覗かせた秋山選手。サプライズで、Zoom越しに秋山選手がサインをしてくれると分かったときの児童の皆さんの喜びようには、秋山選手も大変喜んでいました。
「小学校生活は一生の宝物。友達や仲間を大切にしてください」とメッセージを送った秋山選手。児童の皆さんからいただいた、秋山選手の話を聞いた感想を一部抜粋しました。
<児童の皆さんの感想>
・苦労もしていたけど、今は夢が叶っていてすごいなと思いました。あきらめないと夢が叶うのだと思いました。トレーニングをたくさんしていてびっくりしました。
・話を聞いて、プロ選手でも苦難を乗り越えて今の仕事をしていることが分かりました。
・目標をもち、夜遅くまで公園で練習できるのは、すごくその気持ちが強かったからだと思いました。少しの時間を見つけて、努力をするのはさすがだと思いました。
・プロサッカー選手もたくさんの努力をしていることが分かりました。悩みをかかえながらも、サッカーを続けた秋山選手にあこがれました。
・プロ選手になるために、秋山選手は中学生からの悩みを超えて、たくさんの努力を裏でしていることが分かりました。あきらめないでここまで登ってきた秋山選手はすごいなと思いました。
北辰小学校の皆さん、ありがとうございました!今度はデンカビッグスワンスタジアムでお待ちしています!