鄭 大世 選手からアルビレックス新潟サポーターへメッセージ

2022/10/28


いつもアルビレックス新潟に温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございます。
本日、現役引退を発表されました、FC町田ゼルビア所属の鄭大世選手より、アルビレックス新潟サポーターのみなさまへメッセージを頂戴いたしましたので、お伝えいたします。

鄭 大世 選手 CHONG Tese

■ポジション
FW

■生年月日
1984年3月2日(38歳)

■身長/体重
181cm/80kg

■出身地
愛知県

■経歴
愛知朝鮮初級学校→東春朝鮮初中級学校→愛知朝鮮中高級学校→朝鮮大→川崎フロンターレ→VfL ボーフ ム(ドイツ)→1.FC ケルン(ドイツ)→水原三星ブルーウイングス(韓国)→清水エスパルス→アルビ レックス新潟→清水エスパルス→FC町田ゼルビア

■出場記録
・J1リーグ通算:181 試合 65 得点
・J2リーグ通算:130 試合 46 得点
・リーグカップ通算:33 試合 8 得点
・天皇杯通算:18 試合 9 得点
・ACL通算:30試合8得点
・ブンデスリーガ1部通算:5試合 0 得点
・ブンデスリーガ2部通算:44 試合 14 得点
・DFB ポカール通算:4 試合 1 得点
・K1リーグ通算:72 試合 23 得点
・FA杯:通算 2試合2得点

■鄭 大世 選手メッセージ

まずはJ2優勝、J1昇格。
心からおめでとうございます。
今季対戦した中でも圧倒的に強かった。

遡ること2年。あの時は満身創痍。
Jリーグでは初めての戦力外の状態。
いくらもがいてもダメ。そんな最中に鶴の一声をくれた。

盛大に迎え入れてくれて、注目を浴びるあの高揚感を久しぶりに感じた。

すぐにゴールを決めたが、その後なかなか結果が出ず苦しくも、町田との対戦のハットトリック以降、いい思い出を積み上げた。

残念ながら契約更新はできなかったけど、
その町田に移籍、なんとも数奇な運命。

町田に加入しても新潟と対戦するときは胸が高鳴り、無限に走れる気がした。

大好きなクラブになったから。

キャリア最後となった試合もなんの運命か、
満員の最高のスタジアムの雰囲気で久しぶりにJ1の雰囲気を味わえて、
もう悔いはない。

そう思えた。

大学都3部リーグから、ずいぶんいいキャリアを送れた。

その中にアルビレックス新潟が入り、町田の時の試合メンバー表に前所属として書かれていたことも、とても誇らしかった。

この感謝の気持ちはきっと墓場まで持っていけると思う。

才能豊かな若手、気の合った仲間たち。敬ってくれたスタッフ、
そして何より、あの最高のスタジアムの雰囲気をつくってくれたサポーターの方々。

すべての出会いが、心の中で美しく輝き、反射し合ってる。

僕のサッカー人生はここで終止符を打ちます。

このクラブに関われたことの誇りを胸に、
悠然とサッカー界を後にします。

ありがとうございました。


ユニフォームパートナー