【フォト日記】早川史哉選手、田上大地選手がホームタウンの小学校を訪問

2022/11/26


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22日(火)から25日(金)にかけて、トップチームの選手がホームタウンの小学校を訪問する機会に恵まれました。22日(火)午後、小千谷市立吉谷小学校を訪問したのは、早川史哉選手。小千谷市教育委員会が主催する「家庭教育地域交流振興事業」の講師としてお招きいただき、さまざまな困難を乗り越えて、夢に向かって努力した自身の経験について、 26年生46名を対象にお話しました。

小学3年生のとき、当時アルビレックス新潟の選手として活躍していた野澤洋輔(現・アルビレックス新潟 営業部)と一緒に写真を撮ったことをきっかけに、プロサッカー選手を夢見た早川選手。「他の人のいいところを真似したり、参考になるものを見つけたりすること」が夢を叶えるための一つのポイントと話していました。これまで自身に関わってくれたすべての人を尊敬しているという早川選手にとっては、この日小千谷市で出会った児童のみなさんと学校の関係者のみなさんからも、刺激と影響を受けたことでしょう。


24日(木)午後に新潟市立根岸小学校を訪問したのは、田上大地選手。田上町での表敬訪問を終えた後に駆けつけてくれました。同校のキャリア教育の一環として、プロサッカー選手になろうと思ったきっかけ、夢を叶えるための努力や準備、困難をどうやって乗り越えてきたか、6年生25名を対象にお話しました。田上選手の話を、児童の皆さんは目を輝かせて聞いていました。

プロサッカー選手生活では苦しい経験も多く、やめたいと思ったこともあったと正直な想いを明かしてくれた田上選手。「プロサッカー選手は、一年一年が勝負。一日一日ベストを尽くすことが結果につながる。楽しい一瞬を迎えるため、自分と向き合いながら頑張っている」という言葉は、これまでの田上選手のキャリアで所属したすべてのクラブがJ1昇格を成し遂げていることで、説得力を増しているように感じられました。
ピッチ上でのプレーや、ピッチ外で取り組む“ニイガタガミカタ”プロジェクトを通じて「たくさんの人を笑顔にしたい」という夢を持つ田上選手。児童の皆さんも、「プロサッカー選手になってワールドカップに出たい」「アルビレックス新潟の広報になりたい」とそれぞれの夢を教えてくれました。

25日(金)には、早川選手が6年生65名を対象にしたキャリア教育の講師として、新潟市立山潟小学校を訪問しました。サッカーに真摯に取り組む姿勢はもとより、勉強をはじめ学校での生活にも手を抜かない早川選手の人となりをよく知った先生が進行を担当されていました。「自分のプレーを通じて夢や希望、喜びをたくさんの人たちに感じてもらえる職業」とプロサッカー選手の仕事について紹介した早川選手。日々注目が高まっているFIFAワールドカップカタール2022に出場している南野拓実選手をはじめ、世代別代表で一緒にプレーしていた選手たちは、今もJリーグや海外を舞台に活躍する個性的な面々が揃っていました。キャプテンも務めた早川選手は「一人ひとりの個性を大切にしていた」と当時を振り返っていました。

「アルビレックス新潟を見て、サッカーを始めた」という児童が早川選手をお出迎えしてくれた際、早川選手のグッズを持ってくれていました。早川選手は「自分のことを思って行動してくれたことが嬉しかったし、自分もそういう人になりたい」と笑顔を見せていました。
「今を大切に、毎日笑顔で過ごしてほしい。人と人とのつながりでみんなの未来がつくられていくので、周りの人たちを大切にしてほしい」と児童のみなさんにメッセージを送った早川選手。「将来プロサッカー選手になれるように、早川選手の話を参考にして頑張りたい」と話してくれた児童をはじめ、一人でも多くの心に早川選手の話が刻み込まれていることを願っています。

「未来のある子供たちに『夢を与えられる人づくり』に貢献します」というクラブコンセプトに基づいて実施している学校訪問。今後も、できることの中で最善を尽くすとともに、継続的に活動していくことで、クラブだけでなく、新潟という地域の価値を高めてまいります。

※集合写真の撮影時のみ、マスクを外しています。



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