【フォト日記】「いじめ見逃しゼロキャラバン」に瀬口拓弥選手が参加

2022/11/30


深めよう 絆 にいがた県民会議事務局(新潟県教育庁生徒指導課)は、「いじめ見逃しゼロ県民運動」の啓発のため、2020年からトップチームの選手をPRポスターのモデルに起用いただいています。モデル起用された選手は、いじめ見逃しゼロ県民運動の個人サポーターに登録していますが、縁があってサポーター登録を行った瀬口拓弥選手が、上越市春日中学校区小中一貫教育プロジェクト「いじめ見逃しゼロスクール」に講師として参加しました。

上越文化会館を会場に、高志小学校・春日小学校の56年生と春日中学校13年生約1,000名を対象に開催されました。部活動でレギュラーになれていない生徒から寄せられた「試合に出られない悔しさをどのように消化していたか?」という質問に対し、「試合に出るために、毎日トレーニング、栄養、睡眠にこだわった生活をして、全力で取り組むからこそ得られるものがある。できることを全力で、あきらめずに続けてほしい」「試合に勝っているときこそ、日々のトレーニングが大切。レギュラーの選手は試合に出ていない選手を見ているし、そういった選手の頑張りが必要」と自身の経験から、アドバイスを送っていました。


春日中学校区では、過去にいじめを苦にした生徒が命をなくすという決して忘れてはならない、悲しい出来事がありました。2人の子の父親でもある瀬口選手は、「もしも子どもが(いじめに)関わっていたり、受けていたりすると思うと胸が苦しい。絶対に起こってほしくない」と真剣な表情で話していました。小中学生のころは「ヤンチャで感情が表に出るタイプ」だったという瀬口選手。「ケンカもしたし、もしかしたら自分の行動や言動が、相手にはいじめと思われたかもしれない」と自身を顧みて、「当時の自分で直したいところ」と話していました。

瀬口選手が一番伝えたかったことは、「自分を認めてあげてほしいし、自分をほめてあげてほしい」ということ。さまざまな問題が複雑に絡むいじめに対して、「いじめがなくなればいい、というのが一番。自分の話がきっかけに、少しでもなくなる、減るきっかけになれば」という想いで、参加していました。

「プロサッカー選手は、たくさんの人に支えられている。少しでも恩返しできる機会があれば参加したい」と語っていた瀬口選手。本日、瀬口選手との2023シーズンの契約更新合意についてお知らせしました。ピッチ内外で目の前のことに真摯に全力で取り組む瀬口選手は、引き続き新潟の大きな力になってくれることでしょう。

新潟県では、いじめに関する相談窓口として、電話やメールでの問い合わせ先を用意しています。
https://www.ijimetaisaku.pref.niigata.lg.jp/foryou/consultation.html

■関連サイト
・新潟県 いじめ対策ポータルサイト
https://www.ijimetaisaku.pref.niigata.lg.jp/

・いじめ見逃しゼロ県民運動 個人サポーターページ
https://www.ijimetaisaku.pref.niigata.lg.jp/foryou/supporter.php



ユニフォームパートナー