2月28日(火)、株式会社オーエム製作所とのオフィシャルクラブパートナー契約締結記者会見を実施いたしました。
大阪に本社を置かれながら、発祥の地である新潟県長岡市を大切にされ、現在も主力工場を構えておられる同社。今回、大阪より取締役社長・佐脇祐二様にご出席いただきました。アルビレックス新潟からは代表取締役社長中野幸夫、長岡ご当地応援選手の小見洋太選手が出席いたしました。


まずは、佐脇社長からご挨拶をいただき、パートナーシップに至る経緯をお話しいただきました。
「従業員の中からJ１に昇格されたアルビレックス新潟さんとのパートナーシップを進めてくれという声が多く上がりました。私自身はそれまでよくわからなかったが、従業員のみなさんに喜んでもらえるならと、このたびの契約にいたりました。」
非常にシンプルかつクラブにとっては何よりも嬉しいお話です。

続いて、中野社長から、「新しいパートナー様に参画いただき感謝申し上げます。100年を超える歴史を持ち、長岡地区の企業様のご参画ということで、長岡地区の方々も喜んでいただけるのではと思います。J1の舞台で期待に沿えるよう頑張っていきたい。社員の皆様にもスタジアムにもお越しいただき一緒に戦っていただければ」とご挨拶させていただきました。


続いて、長岡エリアのご当地応援選手として出席した小見洋太選手からは、「このたびはこのような歴史のある会社様に支援いただけることを大変うれしく思います。応援選手としても貢献できるように頑張りたいと思いますが、一番の恩返しはゴール、ピッチで結果を出していくことだと思っているので、応援よろしくお願いいたします。」と感謝とともに自らの決意を述べてくれました。


佐脇社長はパートナーシップに言及するにあたり「従業員の幸福度をあげていくことが会社の活動、業績にも繋がってくる、それをアルビさんの力を借りてやっていきたい。非常に楽しみにしている。」
早速労働組合との共同活動で、デンカビッグスワンへの観戦ツアーなども企画いただいています。

また、具体的な活動として「採用活動という点でも試合会場の中で会社説明会を行う計画」で、「サポーターの方々の熱量、従業員の方々の熱量」が採用活動、ひいては企業の認知向上にも必ずつながると期待をいただいています。

報道陣の方の質問から事業内容についても話題がおよび、小見選手も「ぜひ工場の見学などもうかがってみたい」と興味を持った様子。

佐脇社長のお人柄もあり、終始和やかな雰囲気での会見となりました。

オーエム製作所は精確さが求められる鉄道の車輪研磨など、工作機械では確固たる地位を築いておられるトップメーカー。「我々の商品は、サポーターの皆様がすぐにお買い求めいただけるようなものではないかもしれない。でも、『働いている会社がサッカーチームをサポートするような試みをするんだ、新しいチャレンジをするんだ』。当社で働く従業員がそういう気持ちを抱くことで前向きな気持ちになり、それがひいては会社にも貢献する。そういうことが大事だと思っています。」

最後の質問に対する佐脇社長の回答に、私たちも身が引き締まる思いです。
長岡の地から新たに強力なサポートをいただきます。ぜひサポーターの皆様も株式会社オーエム製作所へご注目ください！