【フォト日記】西村遥己選手が南魚沼市立北辰小学校でキャリア教育の授業を実施

2023/9/22

9月20日(水)の午後、西村遥己選手が南魚沼市立北辰小学校6年生の児童54名を対象にしたキャリア教育の授業に、ビデオ通話アプリZoomを通じて、講師として参加しました。
北辰小学校では、仕事について知るだけでなく、自分自身を振り返る機会にするため、老若男女問わずに校外・市外のさまざまな職業の方からお話を聞いているそうです。プロサッカー選手、社会人として2年目となる西村選手は、今年20歳を迎えたばかり。6年生の児童のみなさんと一番年齢が近い存在です。


児童のみなさんから、北辰小学校のある南魚沼市について紹介してもらった西村選手。川や山に囲まれて空気がおいしい地域で、お米の名産地であることを、元気いっぱいに紹介してくれていました。「ご当地応援選手」で魚沼・十日町エリアを担当する西村選手は、昨年11月に林茂男南魚沼市長に表敬訪問で伺った際、お祝いでいただいた魚沼産コシヒカリのおいしさに、ご家族と一緒に感激したことを話していました。


小学生のときは勉強が苦手で「サッカーのことばかり考えていた」そうですが、「どんなにサッカーがうまくても、勉強ができなければ進学できない」と一念発起し、中学生・高校生のときには、学校の勉強にも力を入れたという西村選手。プロサッカー選手を志して進学した昌平高校で、「一番の挫折」と話してくれたのは、高校2年生の夏。当時はゴールキーパーの4番手で、試合に出たことがなく、三者面談の際に「プロサッカー選手になるのは厳しい」と先生から言われたことが悔しくて、「絶対に這い上がる」とそれまで以上にトレーニングに打ち込みました。その結果、高校2年生の冬に初めて試合に出場できたそうです。
高校3年生の夏には、同級生がJリーグクラブへの加入内定が決まっていく姿を見て、不安と悔しさを抱えていましたが、決して諦めることなく「プロになりたい」と口に出し続け、毎日努力していたら、「監督、コーチ、先生、友達、家族と、応援してくれる人がたくさんいた」ことで、プロサッカー選手への道が切り拓けたと話してくれました。


「笑顔が輝く学校を目指す」という北辰小学校のみなさんは、とても元気で賑やかで、次から次へと西村選手に質問を投げかけてくれていました。サッカー教室などで子どもたちと接する機会がありましたが、自分自身の経験や考えを話し、伝えることはプロサッカー選手になって初めてだった西村選手ですが、一つひとつの質問に対し、自分の言葉で丁寧に答える姿が印象的でした。先輩の選手にも相談して、今回の授業に臨んだという西村選手からは「何気ない日常が大切で、未来に価値がある」とメッセージが送られました。続けて「家族の誕生日は祝うこと!」と笑顔で話したことから、応援してくれている周りの人たちへの感謝を持ち続けていることを感じられました。

北辰小学校の皆さん、ありがとうございました!ぜひ、デンカビッグスワンスタジアムに遊びに来てくだ
さい。西村選手もお待ちしています!



ユニフォームパートナー