【フォト日記】早川史哉選手が新潟市立立仏小学校を訪問
2023/11/23
11月21日(水)の午後、早川史哉選手が新潟市立立仏小学校を訪問し、講演会を実施しました。立仏校区ふれあい協議会の皆さんを中心に準備を進めてこられた講演会は、約300名の全校児童に加え、保護者・地域の方にもお越しいただけるように企画されたもの。
立仏小学校の児童は、卒業後に早川選手の母校である小針中学校に進学することもあって、「ぜひ早川選手の話を子どもたちに聞かせてあげたい」と昨年末にお話をいただいてから調整を重ね、この日を迎えることができました。
大きな拍手で迎えられた早川選手がステージ上に導かれると、6年生の児童代表とのリフティングパス交換を披露しました。両者ともにボールを落とすことなく、正確にパス交換を続ける姿に、大きな拍手が送られていました。6年生の児童代表は、「自分が次に動きやすいところにボールをくれた」と、早川選手の丁寧なパスに驚いた様子を見せていました。
全学年が対象になることから、「できるだけ簡単な言葉を使いながら、全員に伝わるように」心がけ、準備してくれていた早川選手。質疑応答の時間では、学年を問わず次から次へと手が挙がり、時間内にお応えできた質問の数は17個。児童のみなさんから寄せられた質問(Q)と、早川選手の答え(A)を紹介します。
Q1.早川選手の好きな食べ物は何ですか?
A1.パイナップルが好きです。
Q2.1試合に何点決めたことがありますか?
A2.小学生のとき、1試合で5~6点くらい決めたことがあります。
Q3.好きな色は何ですか?
A3.オレンジです。
Q4.ゴールを決めるのと、ゴールを守るのと、どちらが難しいですか?
A4.守る方が難しいかな。
Q5.リフティングを何回できますか?
A5.小学4年生のときには3千回できました。サッカーを始めた小学3年生のときは数十回だったけど、学校から帰ってきてから、ずっと練習していました。
Q6.いつも何を食べていますか?
A6.試合前には、塩サバを食べています。
Q7.尊敬する人はいますか?
A7.自分に関わってくれている、周りにいるすべての人です。
Q8.アルビで辛いことは何ですか?
A8.チームが勝てないとき、うまくいっていないときです。試合に勝つことで、いろんな人たちに喜んでもらえます。勝てない、うまくいっていないときの悔しい想いは、前に進む力になっています。
Q9.試合中にネガティブになったとき、ポジティブになるにはどうしますか?
A9.うまくいかないことを受け止めます。どうやったらうまくいくか考えて、一つひとつ課題を潰していきます。
Q10.試合中に心がけていることは何ですか?
A10.勝つことと、自分の良さは何かを考えてプレーすることです。
Q11.小学生のとき、どのくらい練習していましたか?
A11.チームでの練習は土日だけで、学校が終わったら、校庭で遊んでいました。小さいころは、サッカー以外のことも大事だと思います。すべてのことに対して、遊び心を大切にしてください。
Q12.今までで一番嬉しかったことは何ですか?
A12.試合に勝ったり、点を取ったり、おいしいものを食べたり…いろいろあったけど、今年4月に子どもが生まれたのは、本当に嬉しかったです。
Q13.一番上手だと思った選手は誰ですか?
A13.日本代表にも選ばれている南野拓実選手(現・ASモナコ)です。高校時代、U-17日本代表で一緒にプレーしましたが、本当に上手だと思います。
Q14.得意なポジションはどこですか?
A14.今はディフェンダーですが、小さいころはフォワードでした。攻めて守れる選手、全部できる選手になりたいです。
Q15.一番ドキドキしたのはどんなときですか?
A15.悪いことをして、先生に怒られたときです。
Q16.一番好きなサッカー選手は誰ですか?
A16.元アルゼンチン代表のマスチェラーノ選手(現・U-22アルゼンチン代表監督)です。YouTubeなどで調べてみてください。
Q17.サッカーで一番楽しいのは、どんなときですか?
A17.みんなで力を合わせて試合で戦って、勝ったときです。
「手が挙がるのか心配していたけど、こんなに質問が出てくるとは、想像していませんでした。みんなの積極的な姿勢はすごいこと。ぜひ大切にしてください。楽しくていい雰囲気をつくれるのはみんなの良さだし、その良さをさらに活かせるように、自分自身を好きになってほしいと思います。自分の良さを見つけて、周りの人の良さまで見ることができると、もっとすばらしいものになります。知らない人と会っても仲良くなれるのは、物事をスムーズに進めるための秘訣です。みんなで協力しながら、楽しい毎日を送ってください」とメッセージを送った早川選手。立仏小学校のみなさんの積極的な姿に驚くのと同時に、とても喜んでいました。
立仏小学校のみなさん、ありがとうございました!