【フォト日記】日本シイエムケイ株式会社とのオフィシャルクラブパートナー契約締結記者会見

2024/1/13

1月11日(木)に、新たにオフィシャルクラブパートナー契約を結んでいただいた日本シイエムケイ株式会社の契約締結記念記者会見が、デンカビッグスワンスタジアムで行われました。新潟県ご出身で、「アルビレオ新潟FCの頃から試合を見させていただいております」という大澤功代表取締役社長CEOは、「アルビイレブンの、お互いをリスペクトしながら、全員で得点をもぎ取っていく。その粘り強さと、どのような困難な局面におきましても、全力で立ち向かっていくひたむきな姿というのは、私どもに勇気と感動を与えていただいています」と、アルビレックス新潟への思いを語られました。
その上で「そのような素晴らしい地元チームを、企業として応援させていただき、力を合わせて勝利に進むチームワーク、元気、勇気。こういったものを少しでも共有させていただければ、本当に嬉しいことと思っています。日本シイエムケイは、アルビレックス新潟を精一杯応援いたします!」とサポーターに呼びかけていました。


記者会見にはアルビレックス新潟から代表取締役社長の中野幸夫、選手を代表して小見洋太選手も出席しました。中野社長は、日本シイエムケイの新潟工場が聖籠町にあることから、「クラブハウスに行く道の途中にある大きな会社からご支援をたまわり、大変感謝しています」とあいさつ。「期待に沿えるよう、選手とともに頑張っていきたい」と、今シーズンの活躍を誓いました。


日本シイエムケイは、東京都新宿区に本社を置き、スマートフォンやパソコン、テレビ、ゲーム機、自動車などを製造する上で欠かすことのできない電子部品「プリント配線板」の研究開発・設計・製造・販売を行っている企業です。特に自動車分野に強みを持ち、聖籠町の新潟工場と五泉市の蒲原工場は国内の主要製造拠点となっています。
アメリカ、ベルギー、中国、タイ、シンガポール、マレーシアにも拠点をもち、世界各国でのグローバル展開にも力を入れています。小見選手は「僕の目標は海外でプレーすること。日本シイエムケイ様に追いつけるように頑張りたい」とあいさつ。大澤社長から「先ほど控室で『ゴールがなかなか・・・』という会話もしていました(笑)。そういったことより、個性豊かなプレーを、ぜひ我々サポーターに見せていただければ良いかなと思っています。がんばってください。応援しています」とエールを送られるシーンもありました。


今回のオフィシャルクラブパートナー契約締結について大澤社長は「日本シイエムケイが事業展開している電子部品産業はリーマンショックやコロナ禍などの幾重にも激しい変化があり、正直に申し上げると、弊社もそのような波をかぶり、少し崩れてしまったところがあります。それを今期までに修復し2024年は大きく世界に羽ばたいていきたい」とした上で、「そのシンボリックなものとして、実はアルビレックス新潟さんへの具体的なパートナーとしての応援は数年前から考えていました。社員が一丸となって、我々の目標に向かっていけるように、アルビイレブンがフィールドで戦っていく姿と重ねて、飛躍の年にしたいとの想いがあり、今年に契約を結ばせていただくことになりました」と述べられました。
今後の取り組みとしては、「SDGsをどうやって根付かせていくのかということも、我々の課題」と述べ、「今までもアルビレックス新潟の選手の皆さんが行う様々な地域貢献活動を目にしており、非常に地元に根差した真摯で愚直な活動をしているクラブだということを強く感じています。そういったアルビレックス新潟さんと一緒に、新潟県のため、少し大きな話だと、地球環境のために何かできればと考えているところでございます」と抱負を述べられました。


日本シイエムケイには熱狂的なファン・サポーターも多く、大澤社長ご自身も「はじめてJ2からJ1に昇格する時に、4万人のサポーターの方々と、スタジアムが揺れるんじゃないかというほどの雰囲気で一緒に応援」したことが特に印象深く、その記憶はいまも鮮明に残り「おそらく人生で一番感動した」といいます。
さらに「我々も世界情勢の中で色々な仕事をさせていただきますと、『あぁ、これは困ったな』や、『これはどうにもならない』と感じることも正直あります。そのような時にアルビレックス新潟の選手の皆さんを見ると、表現は不適切かもしれませんが、愚直にグラウンドを駆け回っています。そのような姿が、いつも期待なのです。ずっとそうあり続けてもらいたいのが期待です」という大澤社長の言葉には、多くのサポーターの方々もうなずくのではないでしょうか。


チームは1月15日(月)から沖縄キャンプに入ります。日本シイエムケイ様のサポート、大澤社長の言葉を力に、選手たちも「てっぺんを目指し」て、日々成長し続けてくれるに違いありません。ご期待ください。そして日本シイエムケイ様にもご注目ください!


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