【スマイルプロジェクト】玉川皓太エキップメントマネージャーが新潟市立東中野山小学校を訪問

2024/11/16

11月14日(木)午後、玉川皓太エキップメントマネージャーが新潟市立東中野山小学校を訪問し、6年生の総合的な学習の時間で「見つめよう 私たちの将来」と題された講演で、講師を務めました。アルビレックス新潟のアカデミー組織で、プロサッカー選手を志していた玉川エキップは、JAPANサッカーカレッジやアルビレックス新潟シンガポールでのプレー経験を持つだけでなく、現在の仕事に就く前には、一般企業に勤務した経験も持っています。将来にさまざまな選択肢があることに気付いてほしい、という同校の先生の想いから、100名の児童の前でお話する機会をいただきました。


プロサッカー選手を夢見ながらも、小学校高学年から中学生のころには「選手になれなかったらエキップメントマネージャーになりたい」と思っていたという玉川エキップ。2017年よりトップチームのエキップメントを担当して、今年で8年目となりますが、「仕事、練習に行きたくないと思ったことはない」「好きなことを仕事にできる自分は幸せ」と自分自身の仕事に対して誇りを持ち、楽しんでいる様子を画像等を使って、分かりやすく紹介していました。
しかしながら、スパイクを磨いたり、ユニフォームをはじめウェアを準備したりと好きなこと・得意なことばかりではなく、荷物車やクリーニングの手配・調整、苦手だというパソコンでの事務作業なども担当していることを紹介し、「(パソコンは)勉強と同じくらい苦手だけど、仕事である以上、きちんとやる必要がある」と日々努力していることを伝えていました。


児童の皆さんには、日ごろトレーニングで使っているボールに触れてもらいました。ボールの空気圧だけでなく、ロッカールームでの選手の配置や、選手が飲むドリンクの準備など仕事は多岐に渡りますが、一つひとつに選手が気持ちよくプレーできるように心配りがされていることを説明すると、「どうして、こんなにたくさんのことを覚えられるのですか?」という質問が寄せられました。「好きなことだから覚えられるし、興味のあることだから周りの様子を観察し続けている」と答えた玉川エキップは「好きなことでも、地道に努力している時間の方が長いし、それは選手のみんなも一緒だよ」と言葉を続けていました。


「自分にしかできないことがある。周りから頼りにされる自分になれるように、努力を続けてほしい」と児童の皆さんにメッセージを送った玉川エキップ。好きなことを仕事にできる幸せを感じながら、得意・不得意がある自分を受け入れ、努力を続け、特別な自分になれるように仕事に励む姿は、児童の皆さんにどのように映ったのでしょうか。今回の講演が、東中野山小学校の皆さんの未来に活かされることを願っています。


アルビレックス新潟では、今回のような学校訪問をはじめ、たくさんの笑顔に貢献するアクションとして、ホームタウン活動を「スマイルプロジェクト」と定義し、笑顔溢れる街づくりに取り組んでまいります。



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