【スマイルプロジェクト】堀米悠斗選手、内山翔太選手が新潟市立岡方第二小学校を訪問

2025/3/14

3月11日(火)午後、堀米悠斗選手と内山翔太選手が、新潟市北区にある岡方第二小学校を訪問しました。小学校6年間を同じメンバーで進級する同校の児童のみなさんに対し、環境が変化していく中で困難や失敗を糧にしながら、たくましく成長していくためのヒントを得ることを目的に、企画・実施しました。


参加してくれた5・6年生は、2012年から2014年の間に誕生しました。2013年に堀米選手は生まれ育った北海道でプロサッカー選手のキャリアをスタートし、内山選手は小学校に入学、その翌年2014年にアルビレックス新潟サッカースクールでサッカーを始めました。両選手のこれまでの軌跡について、インタビュー形式での講演を実施しました。


「幼稚園のころから、地元の北海道でプロになりたいと思って過ごしていた」という堀米選手。プロサッカー選手になって2年目、福島ユナイテッドFCへの期限付き移籍で初めて地元を離れました。当時の福島県は、東日本大震災の跡が生々しく残っていた時期。「『百聞は一見に如かず』、話を聞くだけでなく、実際に見ると分かったし、いろんなところに行くこと、行動することが大事だと学んだ」と一歩踏み出す勇気の大切さを語っていました。
訪問当日は、東日本大震災の発生した3月11日。授業が始まる前、14時46分に校内にいる全員で黙とうが捧げられていました。


「中学生になって、『プロサッカー選手になりたい』と思うようになった」という内山選手。日本代表に選出されて、海外遠征に行ったときに、日本では感じられなかった体格やパワーの違いを肌で感じたそうです。「体験して学んだことを、次につなげることが大切」と児童の皆さんに語りかけていました。


児童のみなさんからは、たくさんの質問が寄せられました。生活で大事にしていることや日々のルーティーンに関する質問に対し、「練習のある日は、朝6時に起きて準備を始めます。朝ご飯は大事だよ」と話したのは、新潟市と連携した「アルビde食育 ・健康づくり」プロジェクトの動画に出演した堀米選手。プロサッカー選手としてのキャリアを歩み始めた内山選手は、筋力トレーニングを自らに課していて、訪問を終えた後にクラブハウスに戻ってからトレーニングに励むと話していました。


中学校への進学をはじめ、これから新しい環境を切り拓いていく児童のみなさん。内山選手は、高校時代にトップチームに練習参加した際の経験を例に、「(練習参加でクラブハウスに行ったときは)プロのオーラを感じて、緊張しました。でも、挨拶をして声が出せたら、自分に対する印象が変わります」と挨拶の大切さを伝えていました。「相手も同じで、緊張や不安を感じているはず。声をかけるだけで仲良くなれるから、大丈夫。絶対に仲良くなれる」と力強いメッセージを送ったのは堀米選手。二人の言葉は、新たな環境にチャレンジする児童の皆さんの背中を、優しく温かく押してくれたはずです。

「こういうときに『プロになった』と感じる」と話し、プロサッカー選手として初めて小学校を訪問した内山選手は、ハッキリとした口調で自分の考えを伝える姿が印象的でした。新潟で生まれ育った選手として、今回の訪問が、ピッチ内外で活躍していくための第一歩になったはずです。

アルビレックス新潟では、今回のような学校訪問をはじめ、たくさんの笑顔に貢献するアクションとして、ホームタウン活動を「スマイルプロジェクト」と定義し、笑顔溢れる街づくりに取り組んでまいります。



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