【フォト日記】来季を見据え&長谷川巧選手トップ昇格

2016/11/22
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約1週間のオフでゆっくりと疲れを取った選手たちは、気力と体力を充実させて聖籠のピッチに再集合。今季の公式戦はすべて終了しましたが、最高の状態で来季のスタートを切るために、それぞれ気持ちを切らすことなく練習に臨んでいきます。

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これからの2週間について、片渕監督は「個人のベースを上げる時間にしてほしい。ただのトレーニングにならないように、トレーニングゲームも入れています」と語っていました。この期間をいかに充実したものにできるかが、それぞれ来季のパフォーマンスに関わってくるでしょう。

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練習内容もシーズン中とほとんど変わることなく、対人の攻防を多く織り交ぜながら、負荷を掛けるメニューが行われていました。最後の対戦形式では、果敢にボールを奪い、積極的にシュートを狙っていた選手たち。今季のラストゲームとなった先日の天皇杯で見せた新潟らしさは、今日の練習でもしっかりと継続されていました。

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練習の質を高めていくのは、ひとりひとりの意識。GK川浪選手もいつも通り大きく声を張り上げ、チームのムードを盛り上げていました。サイズを活かした迫力あるセーブはもちろんですが、声でも存在感を示しています。

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明日もトレーニングは続きます。それぞれがはっきりとした目的意識を持って、充実の期間にするために努力を重ねていきます。

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また、今日はレオ・シルバ選手がブラジルに帰国する前に、新潟駅南口のオフィシャルショップ「オレンジガーデン」で写真撮影会を実施。「レオ選手の今年の活躍の御礼がしたい」と新潟医療福祉大学の学生さんを最後に、事前に用意した整理券80枚全てがサポーターの手に渡りました。

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これまでに新潟を発ったブラジル人選手同様に、撮影会ではひとりひとりと目を合わせ、固く握手をして撮影。短い時間の中でも「アリガトウ」「ガンバリマス」と声をかけていました。

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撮影会後、「今日は特別な日になった。ありがとう。苦しいシーズンになってしまったことを皆さんにお詫びします。それでもサポーターのみなさんが自分たちに寄り添い、支えてくれたからこそ戦うことができた。本当に感謝している」とレオ選手が挨拶で語りました。最後に「いつもチームを支えてくれて、ありがとう」と日本語でレオ選手が話すと、大きな拍手が起こりました。

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サポーターとの写真撮影会を終えて改札をくぐると、そこにはチームメイトやスタッフ陣が見送りに待ち構えていました。それだけではなく、新幹線ホームにもたくさんのサポーターが見送りに続きます。レオ選手が常々「新潟はファミリーのように私と家族を包んでくれている」と話した通りの光景がそこに広がっていました。足を運んでくださった皆様、今日はありがとうございました。

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さらに今日は、トップチームに大きなニュースがありました。アルビレックス新潟U-18所属の長谷川巧選手の来季新加入内定が発表され、聖籠クラブハウスで囲み取材が行われました。報道の方々を前に、「うれしいというのが一番」と心境を語っていた長谷川選手。喜びの一方で、練習参加などでプロの厳しさも肌で感じてきただけに、「ここがゴールではない。危機感は持っています」と、改めて気を引き締め直していました。

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2種登録選手として、トップチームの公式戦には通算4試合に出場しています。昨年の天皇杯秋田戦では、正確なクロスで田中達也選手のゴールをアシスト。今年はルヴァンカップ、天皇杯の2試合でピッチに立ち、チームの勝利に貢献しました。メンタルの強さやスピードは普段から光るものを見せてくれていますが、「まだまだ伸びしろはあると思う」と話すのは恩師の入江監督。「メンタルの強さを、技術面の成長だったり、いろいろなものにつなげてくれることを期待しています」と語っていました。

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新潟で生まれ育ち、アルビレックス新潟のサッカースクールから一歩ずつ階段を上がってきた長谷川選手。本人もまたビッグスワンのピッチに立ちたいという思いを力強く語っていました。これからの活躍に期待しましょう!ぜひ温かいご声援をよろしくお願いします!


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