オフ明けの今日。

午前練習が始まる9時半前にクラブハウスAピッチにやって来た選手たちは、軽い胸騒ぎを覚えたかもしれません。

ピッチ上に所狭しと並べられたカラフルなコーンやミニハードル、スラロームバーたち。これから始まるタフなフィジカルトレーニングを予感させます。

吉満フィジカルコーチの、「今日のトレーニングはダイナミックに、動物的に行こう！」という掛け声の下、ピッチ全体に散らばった選手がいっせいに体を動かし始めました。

30秒間全力で動き続け、わずかなインターバルを置いて次のメニューへと移るのですが、選手たちの表情からどんどん余裕が失われ、メニューの厳しさが伝わってきます。

ようやくフィジカルトレーニングが終わったとたん、選手たちの多くがピッチ上で大の字になってしまいました。

とことん自分を追い込んだ今日のトレーニングについて、「夏に向けてフィジカルをパワーアップしていかないといけない。やれるときにやっておく、ということです」と練習後の鈴木監督。チームは徐々に、夏モードへと切り替えつつあります。