8月8日は韓国・仁川ワールドカップ競技場で、JOMO CUP 2009が開催されました。オズワルド・オリヴェイラ監督の下、各クラブでしのぎを削る各選手達が集ってJ-ALLSTARSを結成、韓国・ＫリーグのK-ALLSTARSと対戦しました。新潟からは左サイドの超・超・超攻撃的サイドバック、ジウトン選手が出場、何とスタメンフル出場を果たしました！

初開催となった前回は敗戦を喫してしまい、リーグの威信をかけた真剣勝負となったJOMO CUP 2009。必勝を期した韓国での一戦に、ジウトン選手は左サイドバックで先発出場を果たしました。

序盤はホーム・韓国の攻勢に耐えていたJ-ALLSTARSですが、名手が集う中盤がじょじょにボールを落ち着かせると、次第にゲームを支配していきます。ジウトン選手は自陣ペナルティエリアで相手の1vs1を止めると、新潟でのプレー同様、積極的に左サイドを駆け上がり、好機を演出していきます。

見せ場は後半。中村憲剛選手が中に入って空いた左サイドのスペースを槍のように突いてペナルティエリアに侵入すると、そこにマルキーニョス選手から絶妙のパス。ワントラップして豪快に左足を振り抜いてシュート！　これはK-ALLSTARSのGKキム ヨングァン選手の素晴らしい反応で防がれましたが、新潟の代表の名に恥じないプレーを見せてくれました。

後半終了間際に難しいジャッジでPKを与えてしまいましたが、90分、ジウトン選手らしいプレーを見せてくれました。日本、韓国のサポーターに、大きなインパクトを与えてくれたのではないでしょうか？ なお、ゲームは4-1でJ-ALLSTARSが快勝。見事に前回の雪辱を果たしています！

韓国でもひときわ明るく、楽しそうにしていたというジウトン選手。JOMO CUP 2009でパワーを得て、ひと回り大きくなって新潟に帰ってくることでしょう！