【コラム】えのきどいちろうのアルビレックス散歩道 予告編
2012/3/15
「今週は予告編」
2012年シーズンが始まります。
この冬は大寒波の襲来で記録的な降雪が報じられ、僕はこの連載を通じて新潟市内はもちろん、長岡とか、南越後に友達ができたこともあって大丈夫だろうかと案じていました。聖籠の雪かきボランティアに参加された皆さんもおつかれ様です。ホントに春が待ち遠しかったですね。といって、第2節・ホーム開幕戦の天候も気がかりです。
このオフも酒井高徳のドイツ移籍、チョ・ヨンチョルの大宮移籍をはじめとして大きな動きがありました。寂しいことではあるけれど、出ていく選手が皆、新潟への思いを言葉に残してくれた。まして高徳は新潟が自前で育てた初の欧州移籍選手ですね。ま、ヨンチョルは新潟戦はおとなしくしといてねと思うけれど、チームを離れた全ての選手の活躍を願わずにいられません。
一方、新しい選手もやって来ました。強化部のセクションは大健闘ですよ。サッカー誌にのった「浪速のアンリ」こと平井将生の移籍インタビューを読んで、こりゃ楽しみだと思ってたら、ドイツから矢野貴章が帰ってくることになった。アレですね、このところ毎年かもわかんないけど、ファン、サポーターは入退団のリリースに一喜一憂ですね。
今シーズンの新ユニホームには襟がついていて、これは「襟を正す」機会かなぁと思います。レプリカを注文された方は、新チームといっしょに襟を正しましょう。もう、正しまくりで大丈夫だと思います。それはもちろん、今週から始まる2012年シーズンが容易なものじゃないからです。が、J1全クラブを見渡して、果たしてどのくらいのクラブが新潟級に襟を正していることか。そもそも襟がないですよ、大体のとこは。
「襟を正す」とは気持ちを引き締めることですね。姿を直すことで精神の緊張をたもち、難局に立ち向かう強度を作る。まぁ、今季からJリーグは裾出しに関してうるさいこと言わなくなるらしいので、ひょっとすると襟は正してシャツの裾はOUTかもわかんないけど、そこは好きずきです。話の核心は「アルビの新ユニには難局に立ち向かう標準装備ができている」という点です。
当連載はモバアルのスマホ対応のおかげもあって、又、新しい読者と出会えそうな予感がします。まぁ、スマホのモニターに「襟を正す」話が表示され、それを指で拡大してる人がいるかと思うと大笑いですが、まぁ、初めての方はこういうわけわかんないサッカーコラムもあるんだと思って、気長におつき合いください。例年、この時期に誓いを立てるんですが、今年こそ肩の力を抜いてリラックスしていきたい。もう、放っとくとめちゃめちゃ入れ込んでますからねぇ。
2012年シーズンの新しい旅です。いっしょに歩いていきましょう。きっと爆笑することも、ジーンと来ることも、凹むことも、鳥栖へ行くことも待っている。わくわくしますね。それじゃ皆さん、素晴らしいシーズンを!
えのきどいちろう
1959/8/13生 秋田県出身。中央大学経済学部卒。コラムニスト。
大学時代に仲間と創刊した『中大パンチ』をきっかけに商業誌デビュー。以来、語りかけられるように書き出されるその文体で莫大な数の原稿を執筆し続ける。2002年日韓ワールドカップの開催前から開催期までスカイパーフェクTV!で連日放送された「ワールドカップジャーナル」のキャスターを務め、台本なしの生放送でサッカーを語り続け、その姿を日本中のサッカーファンが見守った。
アルビレックス新潟サポータースソングCD(2004年版)に掲載されたコラム「沼垂白山」や、msnでの当時の反町監督インタビューコラムなど、まさにサポーターと一緒の立ち位置で、見て、感じて、書いた文章はサポーターに多くの共感を得た。
著書に「サッカー茶柱観測所」(週刊サッカーマガジン連載)。
HC日光アイスバックスチームディレクターでもある。
コラム「えのきどいちろうのアルビレックス散歩道」は、アルビレックス新潟公式サイト『モバイルアルビレックス』で、先行展開しています。更新は公式携帯サイトで毎週木曜日に掲載した内容を、翌週木曜日に公式PCサイトで掲載するスケジュールとなります。えのきどさんがサポーターと同じ目線で見て、感じた等身大のコラムは、試合の感動が覚める前に、ぜひ公式携帯サイトでご覧ください!
2012年シーズンが始まります。
この冬は大寒波の襲来で記録的な降雪が報じられ、僕はこの連載を通じて新潟市内はもちろん、長岡とか、南越後に友達ができたこともあって大丈夫だろうかと案じていました。聖籠の雪かきボランティアに参加された皆さんもおつかれ様です。ホントに春が待ち遠しかったですね。といって、第2節・ホーム開幕戦の天候も気がかりです。
このオフも酒井高徳のドイツ移籍、チョ・ヨンチョルの大宮移籍をはじめとして大きな動きがありました。寂しいことではあるけれど、出ていく選手が皆、新潟への思いを言葉に残してくれた。まして高徳は新潟が自前で育てた初の欧州移籍選手ですね。ま、ヨンチョルは新潟戦はおとなしくしといてねと思うけれど、チームを離れた全ての選手の活躍を願わずにいられません。
一方、新しい選手もやって来ました。強化部のセクションは大健闘ですよ。サッカー誌にのった「浪速のアンリ」こと平井将生の移籍インタビューを読んで、こりゃ楽しみだと思ってたら、ドイツから矢野貴章が帰ってくることになった。アレですね、このところ毎年かもわかんないけど、ファン、サポーターは入退団のリリースに一喜一憂ですね。
今シーズンの新ユニホームには襟がついていて、これは「襟を正す」機会かなぁと思います。レプリカを注文された方は、新チームといっしょに襟を正しましょう。もう、正しまくりで大丈夫だと思います。それはもちろん、今週から始まる2012年シーズンが容易なものじゃないからです。が、J1全クラブを見渡して、果たしてどのくらいのクラブが新潟級に襟を正していることか。そもそも襟がないですよ、大体のとこは。
「襟を正す」とは気持ちを引き締めることですね。姿を直すことで精神の緊張をたもち、難局に立ち向かう強度を作る。まぁ、今季からJリーグは裾出しに関してうるさいこと言わなくなるらしいので、ひょっとすると襟は正してシャツの裾はOUTかもわかんないけど、そこは好きずきです。話の核心は「アルビの新ユニには難局に立ち向かう標準装備ができている」という点です。
当連載はモバアルのスマホ対応のおかげもあって、又、新しい読者と出会えそうな予感がします。まぁ、スマホのモニターに「襟を正す」話が表示され、それを指で拡大してる人がいるかと思うと大笑いですが、まぁ、初めての方はこういうわけわかんないサッカーコラムもあるんだと思って、気長におつき合いください。例年、この時期に誓いを立てるんですが、今年こそ肩の力を抜いてリラックスしていきたい。もう、放っとくとめちゃめちゃ入れ込んでますからねぇ。
2012年シーズンの新しい旅です。いっしょに歩いていきましょう。きっと爆笑することも、ジーンと来ることも、凹むことも、鳥栖へ行くことも待っている。わくわくしますね。それじゃ皆さん、素晴らしいシーズンを!
えのきどいちろう
1959/8/13生 秋田県出身。中央大学経済学部卒。コラムニスト。
大学時代に仲間と創刊した『中大パンチ』をきっかけに商業誌デビュー。以来、語りかけられるように書き出されるその文体で莫大な数の原稿を執筆し続ける。2002年日韓ワールドカップの開催前から開催期までスカイパーフェクTV!で連日放送された「ワールドカップジャーナル」のキャスターを務め、台本なしの生放送でサッカーを語り続け、その姿を日本中のサッカーファンが見守った。
アルビレックス新潟サポータースソングCD(2004年版)に掲載されたコラム「沼垂白山」や、msnでの当時の反町監督インタビューコラムなど、まさにサポーターと一緒の立ち位置で、見て、感じて、書いた文章はサポーターに多くの共感を得た。
著書に「サッカー茶柱観測所」(週刊サッカーマガジン連載)。
HC日光アイスバックスチームディレクターでもある。
コラム「えのきどいちろうのアルビレックス散歩道」は、アルビレックス新潟公式サイト『モバイルアルビレックス』で、先行展開しています。更新は公式携帯サイトで毎週木曜日に掲載した内容を、翌週木曜日に公式PCサイトで掲載するスケジュールとなります。えのきどさんがサポーターと同じ目線で見て、感じた等身大のコラムは、試合の感動が覚める前に、ぜひ公式携帯サイトでご覧ください!
