【フォト日記】高知キャンプ最終日

2014/2/15
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約2週間行われた高知・春野キャンプも今日が最終日。春野総合公園球技場では、キャンプの締めくくりとしてトレーニングゲームを行いました。高知では各選手のために多くのプレー時間が用意されましたが、今回も高知大学とカマタマーレ讃岐との2試合が組まれています。

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大雪や台風なみの低気圧が全国をにぎわせましたが、高知・春野は天候こそ良かったものの、強い風が吹き付ける難しい条件となりました。しかし高知大戦では、いきなり若い力がアピールをします。キックオフ早々、DFラインでのパスをさらった小泉選手がそのままシュート。一度は相手GKに阻まれるものの、落ち着いて再びボールをひろい、流し込んで嬉しい初ゴールを挙げます。

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前回の試合(ファジアーノ岡山ネクスト戦、関西学院大戦)では、守備でもう一歩を踏み込むことができずに相手の攻撃を許した新潟は、この日は人への厳しい対応が目立ちました。ファウルがありながらも、相手に厳しく対応して自由を許しません。

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16分には武蔵選手、達也選手の迫力ある前線からの守備でボールを奪うと、右サイドでチャンスを作ってセンタリング。長い距離を走り込んだホージェル選手が左足で流し込んで追加点を挙げます。

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その後はやや守備の時間が続いたものの、落ち着いて相手を完封すると、後半25分にはほぼ正面で得たFKをホージェル選手が直接FKで美しく決めて3点目。最後はホージェル選手からのパスを受けた達也選手が左隅に決めて4-0で勝利しました。

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今年初のJクラブとの対戦となったのはカマタマーレ讃岐戦。J2に昇格した讃岐は他のJ2クラブなどからも選手を加えて新しいシーズンに向けて意気込んでいます。新潟はGKに守田選手、右サイドバックに松原選手、CBにジュフン選手ら新戦力も加えてキックオフ。

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立ち上がりから豊富な運動量でボールを奪い、つないでいく新潟は前半9分に、左サイドから中に入ったアトム選手にパスが通ると、アトム選手から岡本選手に。岡本選手が思い切りよくシュートを放つと、相手GKのファンブルを誘い新潟が先制します。

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ボールを支配しながらもなかなか追加点を奪えないでいると、後半24分にはペナルティエリア近くでFKを与えてしまいます。これを相手に直接決められて同点を許す展開。これには守田選手も悔しそうな表情を浮かべていました。

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一日を通じて吹き荒れた強風の影響もあり、なかなか落ち着かず、ファウルの多い試合となりましたが、後半は新潟の選手たちもがまん強くプレー。終盤には川又選手、岡本選手らとからんでワンツーで抜け出したアトム選手が決定的な場面を迎えたものの、シュートは惜しくも外れてタイムアップ。高知最後のゲームは1-1のドローで終えることとなりました。

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柳下監督は試合を振り返って「1試合目はバタバタした時間もあったが、2試合目は慌てる選手もいなくて落ち着いてプレーができていた」と、試合内容には一定の手応えを感じた様子。「清水もやることは同じ。これで終わりはない」と、一環として取り組んでいることの精度を高めることを重視していました。チームは明日高知を離れます。高知キャンプでは高知の皆様からあたたかいおもてなしをいただきました。改めて御礼申し上げます!

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