【フォト日記】亀田製菓とユニフォームスポンサー契約を更新&高知キャンプ4日目

2017/2/2
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晴天の高知から一転、細かな雪が降り続いた新潟では、ユニフォームスポンサーの亀田製菓本社で「ユニフォームスポンサー契約更新および共同活動実施に伴う記者会見」が開催されました。記者会見には亀田製菓株式会社から田中通泰代表取締役会長CEO、アルビレックス新潟から中野幸夫代表取締役社長が出席しました。

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会見の冒頭、田中会長からは、「亀田製菓は1996年からスポンサーを継続して今日に至っているが、ここ数年のアルビレックス新潟の動向をファン、スポンサーとして見ていると、選手やクラブはがんばってはいるが不甲斐なさも感じていた」と温かく、親身に感じていただいているコメントを頂戴しました。チーム、クラブの体制が一新し、“お客様あってのアルビレックス新潟である”ことを確認して、スポンサー契約更新をいただいたことをお話しいただきました。

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中野社長はユニフォームスポンサー契約の更新をいただいたことへの謝意を述べると、「チームはキャンプに入っていますが、上を見ながら、前に進みながら取り組んでいきます。亀田製菓さんのお名前をいただいていること、ご支援に対して、男子も女子もご恩に報いたい」と強調をしていました。

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亀田製菓様とアルビレックス新潟は、これまでも共同事業として新潟県内の福祉施設などのお子様をご招待する「ハッピーシート」活動や、ホームゲームにご来場いただいた皆様にプレゼントをお渡しする「ハッピースタジアム」活動などを実施してきました。2017シーズンからは、ビッグスワンに多くのサポーターの皆様にお集まりいただくための「ハッピーターンプロジェクト」を実施します。3月11日のホーム開幕戦・清水戦でのオリジナルフラッグプレゼントや、県内各地でのキャラバン実施など、手厚い来場施策をクラブとユニフォームスポンサーが共同で実施するのは画期的なことです。

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「スタジアムで来場者様をただ待つだけではなく、お客様のもとにアプローチし、こちらから働きかけることが目的です」(五十嵐典明執行役員総務部長)。地域社会への貢献を目的にクラブを応援していただいていますが、その一貫した、真摯な取り組みに深く感謝を申し上げるとともに、亀田製菓様のお力もいただきながら、新潟に多くの喜びと感動をお届けできるように全力を尽くしたいと思いを新たにしています。


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今日の高知県は快晴そのもの。新潟は今朝から吹雪いている地域もあり、聖籠町クラブハウスのピッチも白く覆われたと聞いています。安定した天候のおかげで、充実したトレーニングに打ち込めることは、何よりも幸せなことです。

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真っ青な空が広がり、温かさを感じますが、時折吹き付ける強い風は冷気を帯びています。トレーニング中は、ウィンドブレーカを脱ぎ着して調節を図る選手もいました。冒頭のフィジカルトレーニングではペアの選手をゴムチューブでつなぎ、負荷をかけるもの。前進、バックステップ、サイドステップと向きを変えて行うことで下半身を鍛えます。

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ゲーム中、守備にあたる際、バックステップで相手の動きを追うシーンは、サッカーにおいて頻繁に起こること。抜き去ろうとしてくる相手を想像しながら、喰らいつく筋力を増強していきます。これまでの疲労蓄積もあり、選手たちは息が上がりますが、自身のレベルアップのために黙々と取り組みました。

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長方形型の小さいコート内で5対5。短辺に一人ずつ加えてボールを奪い合うトレーニングは、攻守の切り替えの速さを求める意図もあったと思います。自チームが攻撃に転じるために守備の距離間は近くなり、一気に奪い取る光景が多く見られるようになりました。選手同士が「もっとコンパクトに!」と日々、口に出してきたことが、フィーリングでも実践できるようになっています。

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「メインを守備に置いて、戦術を詰め込んできたから、今日は攻撃選手と守備の選手をセパレートした」と三浦監督が説明したように、最後は攻守の選手を振り分けて練習が行われました。守備の選手はショート・ロングを取り入れたパス練習。攻撃の起点となるフィードの正確性を高めていきます。

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一方の攻撃陣は、サイドからのクロスボールにあわせてゴールを狙うことを何度も繰り返します。「試合中にいくら攻撃のリズムがいいとしても、結局は最後(シュート)の精度の高さが求められる」と以前に監督が話していたように、三浦監督が目を光らせて、ひとりひとりの動きを注視します。端山選手が豪快に叩き込めば「ナイス!豪!」、「質が高いぞ」と応じ、うまく合わせられなかった選手には「入れないとだぞ!」、「今の動き方はどうだったんだ!」と課題を意識づけさせる言葉をかけていました。

今日は午前中で練習を切り上げ、明日から再び強化の道を歩むトップチーム。疲労が見えた選手たちは午後から体の治療や回復に努め、夜明けを待ちます。

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