アウェイでの仙台戦を明日に控え、今日は9時から前日練習を行ったトップチーム。昨晩降り続いていた雨も上がり、恵まれたピッチコンディションで調整を進めることができました。


相手の守備の特徴はしっかりとインプットされており、選手たちはゴールへの道筋を明確に描くことができているようです。「背後への抜け出しだったり、カウンターはチャンスになると思う」と話すのは鈴木選手。こちらの強みであるスピードを、有効に活かして戦っていきたいところです。


仙台はここまでホームで白星から遠ざかっていますが、それだけにこのゲームに懸ける意気込みは並々ならぬものがあるでしょう。その圧力に押されることなく、相手を上回る気持ちで戦いに臨んでいくことが、勝利をものにするためには必須となります。


呂比須監督も「ある意味では勝ち点6の、大切な試合になります」と語っていましたが、ここでの結果が今後の行方にも大きく関わってきます。どんなに泥臭くても、ただひたすらに勝利を。残留圏に近づき、中位グループの背中をとらえていくためにも、この一戦に全力を懸けていきます。


明日はユアテックスタジアム仙台で13時キックオフ。アウェイでもオレンジの魂を見せつけ、一丸となってライバルを打ち破りましょう！たくさんの声援をよろしくお願いします！！



プレナスなでしこリーグ第10節は新発田市五十公野公園陸上競技場を会場にホームゲームを開催いたしました。迎え撃つ日テレ・ベレーザは前節にリーグ初黒星を喫したものの、首位をキープして新潟へ乗り込んできました。


「試合の入りはよかった」と試合後に話した中村選手。中盤での潰し合いも首位と堂々と渡り合うゲーム運びに見えました。


上尾野辺選手は前線で大石選手とコンビを組み、縦にも横にもバランスを保ちながらゴール前に迫ろうと走り回ります。


初先発でピッチに登場した山谷選手はサイドハーフに位置し、辛島監督の指示を受けながら、必死に先輩プレーヤーたちとチャンスをうかがい、守備にも奔走していました。


相手の陣内に攻め込む場面もありましたが、前半35分に失点を許すと続く38分に2失点目を献上。「前半はゼロで抑えるゲームプラン」と辛島監督は話しましたが、一瞬の隙を突かれての失点は、非常に残念なものでした。


後半は左サイドで渡辺選手が駆け上がるシーンも増え、クロスボールを供給するプレーもありましたが「質の向上が必要」と上尾野辺選手が語ったように、なかなかシュートにいたることはありませんでした。


70分には小原選手と川崎選手を投入し、前線の活性化が期待され、スタンドのサポーターも大きく選手を後押ししましたが、反対に日テレの後半途中出場選手に4点目で駄目を押されてしまいました。


残されたアディショナルタイムで一矢報いたいところでしたが、最後までゴールを奪えずに試合は終了。どの選手も悔しい表情を浮かべますが、来週からはカップ戦が再開します。上位進出を目指しつつ、残されたリーグ戦で勝ち点を奪うために精度を求めた戦いに期待していきましょう。