【フォト日記】引き上げる&清掃活動を行いました&日テレ戦
2017/7/2

悔しい敗戦となった磐田戦から一夜明け、今日トップチームはリカバリーとトレーニングを実施。集合の合図に合わせて選手たちがピッチの真ん中に集まると、呂比須監督が時間をかけて熱のこもったメッセージを伝えていました。ここでもう一度気持ちを引き上げ、リーグ後半戦を戦っていかなければなりません。

「今までやってきたことを捨てずに、諦めずに戦っていく」と呂比須監督は話していました。もちろん細かなミスなど、修正すべき点は厳しく見つめていきますが、自分たちのベースや自信を失わずに戦っていくことも大事なことだと思います。しっかりと全員が同じ方向を向いて、前に進んでいきます。

トレーニング組では、GK川浪選手が大声でチームメイトを鼓舞し続けていたのが印象的でした。時には「いい声出してやれ!それでチーム変わるぞ!」と、非常に力のある言葉を掛ける場面も。ムードを作り上げていくのは、個人個人の心がけ。勝利のために、プレーも声も出し惜しみするつもりはありません。


また、今日はサポーター有志の方々とクラブスタッフで、新潟市陸上競技場周辺の清掃活動を行いました。参加者は32名。Jリーグタイトルパートナー・クラブオフィシャルスポンサーの明治安田生命保険相互会社の新潟支社の方々も参加してくださいました。皆様、誠にありがとうございました。

雨の心配があったのですが、清掃活動中は運よく曇り模様。ほとんど雨にぬれることなく作業ができました。

参加者は新潟市役所と白山駅方面、やすらぎ堤の2グループに分かれ作業を開始。歩道に落ちていた空き缶やたばこの吸い殻などを拾っていきました。

1時間半ほどで10袋ほどのごみが集まり、皆さんは成果に満足した様子。最後に記念写真を撮影し、すがすがしい気持ちで清掃活動を終えました。

プレナスなでしこリーグカップ1部予選Aグループ、第6節日テレ・ベレーザ戦を新潟市陸上競技場で開催しました。新潟は前節からスターティングメンバーを2名入れ替え、ミッドフィルダーには阪口選手、フォワードの一角には園田選手が入りました。

16時を過ぎたころから一時的に雨脚は強くなりましたが、ピッチ内ウォーミングアップから集中力を高めたアルビレックス新潟レディース。キックオフを迎えた17時は小雨となり、勢いをもって試合に入っていきました。

前節の長野戦で敗戦を喫したものの、途中出場から2得点を挙げる活躍を見せた園田選手。前半から猛烈にボールを追いかけ、ゴール前に駆けてミドルシュートもありました。

「前半はよかった」と多くの選手が振り返るように、守備では中村選手を中心に弾き返して相手に自由を与えず、攻撃では大石選手も積極的に相手ゴールを狙っていきました。

「自分たちがやろうとしていることを発揮しよう」と後半へ送り出した辛島監督。ですが、「籾木選手が入ってグンと質が上がった」と監督が振り返るように、相手のリズムが新潟を上回り、60分にゴールを許してしまいました。

まずは同点に追いつくべきと選手たちは考えていたと思いますが、わずか7分後の67分に2点目を献上。しかし、新潟の選手たちは下を向くことなく、丁寧にパスをつなぎ、これまでに積み上げたものを出力しようと、声を掛け合って試合を進めます。

3失点目は86分に喫しましたが、その前後の時間帯では迫力ある攻撃を見せた新潟。直前の85分には途中出場した小須田選手の強烈なミドルシュートは期待が持てました。残念ながら相手キーパー正面を突き、キャッチされてしまいましたが、クロスボールに反応したアタッカー陣、そのこぼれ球を見逃さない小須田選手のシュートという、厚みのある攻撃でした。

試合終了時には本格的な雨となりましたが、選手たちはうつむきませんでした。それは、敗戦を喫したものの、昨シーズンの女王を相手に、チームのストロングを発揮できたからこそ。やってきていることに間違いはないと信じて、再び前に進んでいきます。