まとわりつくような蒸し暑さが感じられた今日の聖籠。練習は15時スタートとなりましたが、日が傾く時間でも依然として気温は高く、選手たちは大粒の汗を流しながらトレーニングに励んでいました。


午前中はいい休息の時間を過ごせたようで、意欲たっぷりで臨んでいた選手たち。グラウンドでの努力だけでなく、睡眠や体のケアなども、質の高い準備を積み重ねていく上で欠かせないものとなります。


今日の練習で重点が置かれていたのは、セットプレーの確認。セットプレーは週初めから継続して取り組んでいる部分であり、チームとしての課題を克服するために選手たちは高い集中力を注いでいました。


最後はゲーム形式となりましたが、昨日に引き続き対人では厳しく競り合っていた選手たち。ロメロ選手も中盤での力強い守備や、当たり負けせずボールを前に運ぶプレーなど、持ち前のフィジカルを存分にアピールしてくれていました。


激しさと同時に、つなげるところでは怖がらずにボールつなぐことなど、戦術面の上積みもしっかりと意識されていました。プレッシングについても、タイミングや距離感など、練習を重ねるごとにポイントが整理されてきているようです。


明日は15時から新潟経営大学とのトレーニングゲームが控えています。それぞれ体に重さが残っているとは思いますが、「（選手たちには）疲れている状態でもゲームを読みながら、状況判断をしてプレーしてほしい」と呂比須監督。クオリティにこだわって、この一週間の締めくくりのゲームに臨んでいきます。