決戦前日。アルビレックス新潟トップチームは、明日に対戦するFC東京を想定した最終トレーニングを実施。厚い雲に覆われたおかげで涼しい風が吹き、選手たちは集中力高く取り組むことができたようです。


「トレーニング量は日本一に近いくらいやった」と堀米選手が話したように、先週は強度の高いフィジカルトレーニングをしながら、後半戦の戦い方の拠りどころとなる戦術も深め、疲労は蓄積しました。


今週は「量をコントロールしながらトレーニングをする」と呂比須監督の構成に基づき、FC東京を強く意識した練習に取り組みました。選手たちの疲労は徐々に取り除かれ、試合前日となった今日は、軽快な動きを見せてくれました。


新たに加入した選手たちにとっても、新潟で戦うために必要なことを短期間で多くを吸収しました。在籍選手も積極的にコミュニケーションをすすめ、再出発に必要な要素は全員が共有しました。


対するFC東京はJ1リーグ屈指のタレントが在籍し「強さは十分に分かっている」と呂比須監督は警戒します。特に前線の永井選手をスピードに乗らせてはいけなく「発揮させる前にチームとしてスペースを消していく」と名古屋在籍時に共に過ごした大武選手は、説得力をもって語ります。


明日の会場となる味の素スタジアムの天候は、残念ながら降水確率の高い模様。スタンド観戦される方は、体調万全にご来場ください。そしてピッチに立つ新潟の選手たちに熱いご声援を送っていただきたいです。スタジアムに来られない方も、勝利に向けての気持ちをひとつにして、共に戦ってください。