【フォト日記】トレーニングゲーム金沢戦&なでしこリーグで勝利!

2017/8/27
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アウェイでの柏戦から一夜明けました。昨日の先発メンバーはオフとなった一方、聖籠クラブハウスでは15時からツエーゲン金沢とのトレーニングゲームが行われました。試合形式は45分×2本。大事な実戦の場を実りあるものにしようと、選手たちは緊張感を持ってゲームに臨みました。

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前半は金沢の勢いに苦しめられ、ボールを持たれる時間が長くなりました。思うように自分たちのサッカーを出せない展開となりましたが、それでもペナルティエリア内ではしっかりと体を張り、0-0で折り返しました。

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何人かメンバーを入れ替えて後半に入ると、交代出場した河田選手が結果を出しました。後半8分、ペナルティエリア付近でパワフルな中央突破を見せると、GKの位置を確認して冷静にループシュート。鮮やかにネットを揺らすと、ギャラリーからは大きな拍手が沸き起こりました。

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1点を返されたものの、集中を途切れさせることなく戦い続けていた新潟の選手たち。相手にゴール前まで迫られる場面もありましたが、新潟も小川選手が積極的にミドルシュートを狙っていくなど、攻めに行く姿勢を押し出していました。

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後半の45分間に出場し、絶え間ないコーチングで守備を引き締めていた稲田選手。終盤にはファインセーブでチームを救うなど、プレーでも気迫を見せてくれていました。こうしたゲームの中でのアピールがメンバー争いを激化させ、全体のクオリティを高めることにもつながっていくはずです。

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ゲームはこのまま1-1で終了。課題も見えましたが、ここで得たものを各々がしっかりとトレーニングに活かしながら、またオフ明けの明後日から努力を積み重ねていきたいと思います。


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午後5時からは2017プレナスなでしこリーグ1部第12節、ちふれASエルフェン埼玉戦が新潟市陸上競技場で開催されました。リーグカップ戦から1ヶ月以上の期間が空き、待ちに待った久しぶりのホームゲームに、696人のサポーターが会場へお越しになり、選手を後押ししてくださいました。

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日中の気温は27度を超えていましたが、感じる風は少し秋を思わせる涼しさ。キックオフを迎えた17時は雲ひとつない快晴で、ピッチでは選手たちがのびのびと動作を繰り返します。

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風下に立った新潟は、序盤からセンターサークル付近で相手と激しいボール奪取のバトル。前半3分に不意を突かれて裏へと出されたボールに守備陣の対応が遅れ、シュートを放たれますが、福村選手が右手一本でボールを枠外へ弾きました。

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反対に、新潟の攻撃は、右へ左へと阪口選手と上尾野辺選手のボランチが、突破口を探してボールを動かします。特に左のミッドフィルダーで先発した園田選手は何度もドリブルを仕掛け、猛然とスプリント。相手に脅威を与え続けました。

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11分の先制は川崎選手。相手のゴールキックで始まったプレーは、空中戦を制した大石選手が敵陣へ跳ね返すと、「さやさんならこの辺りにボールを落とす」と直感しセカンドボールに反応。そのままトップスピードでドリブルし、相手ゴールキーパーをも抜き去ってシュート。リーグ戦初得点は貴重な先制点でした。

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その後の前半は、ほぼ新潟が主導権を握る展開。しかし、隙を見せれば相手はカウンターを発動して迫ってきますが、間一髪のところで守備陣は踏ん張りました。夕暮れが迫った後半、ピッチを照らす照明の下、追加点を狙いたい新潟は、運動量を落とさずに次々と相手ゴールへシュートを放ちますが、枠を捕らえられず、またサイドネットを揺らすなど、2点目を奪えません。

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反対に相手は労を惜しまずハイプレスを仕掛け、新潟陣内に入る時間が多い印象。再三にわたって肝を冷やすピンチも、体を投げ出してシュートを打たせず、打たれても福村選手がかき出して失点を防ぎました。

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試合終了の笛がなったとき、選手たちは全てを出し切った表情。「最後まで体を張ることができた」と辛島監督が評価するように、勝ち点3を掴んで離さなかった新潟。追加点があれば落ち着いたゲーム運びをできたと思いますが、ゼロで抑えた意味は大きいと思います。

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今日の結果で順位が変わることはありませんでしたが、上位の背中は見えてきました。次節は、7位のノジマステラ神奈川相模原と順位を入れ替えるチャンスがあります。課題を徹底的に洗い、長所を伸ばすように明後日からのトレーニングに向き合って準備を進めていきます。


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