【フォト日記】逆転での快勝!
2017/9/10

トップチームがサテライトリーグを戦い終えてから5時間後、新潟市陸上競技場ではレディースがプレナスなでしこリーグ1部・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース戦に臨みました。リーグ中断明けからは負けなしが続いている新潟は、ホームでの連勝を目指しました。

ところが試合はいきなり動きます。前半3分、左サイドか深くからクロスを入れられると、中央で千葉・深澤選手に入り込まれ、シュートを許します。これが決まり、新潟はいきなりビハインドを背負ってしまいます。

千葉はその後もDFラインの裏を積極的に狙ってきますが、落ち着きを取り戻した新潟守備陣がこれを防ぐと、反撃に転じます。12分に佐伯選手がドリブルから中央にクロス。これは相手DFがはね返しますが、こぼれ球にいち早く反応した阪口選手がダイレクトでシュート! ネットに突き刺さり、すぐに同点に追いつきます。

新潟は少ないタッチでボールをつなぎながら、決定的チャンスを作り続けますが、前半は1-1で折り返し。しかし、後半はゴールラッシュが始まります。幕開けとなったのは46分の佐伯選手でした。右サイドでボールを受けると中に切り返して左足で巻いたシュート。綺麗な弧を描き、ファーサイドに決めるビューティフルゴールで逆転に成功します。

60分には左サイドから相手を切り崩し、ゴール前にクロスを入れるとトップスピードでニアサイドに突進した川崎選手が合わせる素晴らしい形で追加点。さらに78分には上尾野辺選手が中央に送り込んだFKを相手がクリアしたボールに、再び阪口選手が走り込みます。今度は左足で合わせたシュートは千葉ゴールの左隅に。阪口選手の2得点で、新潟市陸上競技場はおおいにわき上がります。

「蹴散らせ」のチャントが鳴り響く中、新潟のゴールラッシュはまだ続きます。後半アディショナルタイム、上尾野辺選手がゴール前に精度の高いボールを送り込むと、大外で待ち構えていた渡辺選手にピタリ。これを渡辺選手がヘディングで豪快に決めて5-1と試合を決めました。渡辺選手は嬉しい新潟初ゴール。見事な大逆転勝利で、新潟はホーム連勝となりました。

守備でも後半は千葉のシュートを1本に抑えるなど、攻守に圧倒した新潟。試合後はサポーターの皆さんと喜びを分かち合いました。中村キャプテンは、試合の入りを反省しつつ、「5点を奪って勝てたのはチームにとって大きな力、自信になる」と声に力を込めました。なでしこリーグはあと4節。ひとつでも上の順位を狙い、次も勝利を目指します。今日は素晴らしい応援ありがとうございました!
